高知県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくらになるか【2026年版】

高知県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくら

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高知県の34市区町村のうち28自治体に、空き家の解体費用を補助する制度があります(当サイトが各自治体の公式サイトを確認した結果)。解体費を仮に120万円として計算すると、計算上の補助額が最も大きい芸西村(補助率4/5・上限167.5万円)の制度で、自己負担は約24万円です。補助を受けられるかどうかは芸西村の審査や判定で決まります。

  • 高知県の34市区町村を1件ずつ調べた結果、解体補助金があるのは28自治体、無いと確認できたのは5自治体です
  • 上限額は2.2万円〜167.5万円(中央値164.5万円)。補助率は4/5が16自治体で最多
  • 解体費を仮に120万円とした計算では、自己負担は計算上の補助額が最も大きい自治体で約24万円、中央値で約24万円(実際の見積額や補助の決定額ではありません)
  • 申請は着工前が原則。契約や工事のあとでは対象外になる自治体がほとんどです
目次

解体費用の目安(全国を対象にした民間の解説記事より)

出典(更新日) 木造30坪の目安 金額に含まれるもの(出典の説明)
HOME4U土地活用(2026年3月5日更新) 90万〜150万円(坪3万〜5万円) 解体工事の費用。付帯工事・調査費・アスベスト除去は別の費用として説明
LIFULL HOME’S(2026年1月15日更新) 120万〜150万円 解体工事の費用。諸経費・アスベスト撤去・付帯工事は別の費用として説明
イエウール土地活用(2026年6月8日) 建物本体60万〜120万円(坪2万〜4万円)/付帯・処分込みの例 約105万〜170万円 本体の坪単価に、付帯工事・廃棄物処分・諸経費が上乗せされると説明

いずれも全国を対象にした目安で、高知県内の実際の見積額を示すものではありません。当サイトでは高知県に限った解体費用の相場データを確認できていないため、高知県の相場としての数字は載せていません。付帯費用の内訳は空き家解体の費用相場へ。

高知県は耐震除却型が最も多く、高知市や南国市、須崎市のような人口の多い自治体を含む一方、老朽危険空家型は安芸市や土佐市、土佐清水市などにとどまります。上位に並ぶのは芸西村や大豊町、津野町といった村や町の名前が中心で、上限額を確認できる自治体のほとんどが同じ高い区分でそろっているのが特徴です。人口の多い自治体より小規模な自治体のほうが、解体補助にはむしろ積極的な印象を受けるところです。

高知県の解体補助金はどんな制度が多い?

制度の型 自治体数 主な対象
老朽危険空家型 12 自治体の判定で「不良住宅」「危険空家」と認められた建物
耐震除却型 16 昭和56年5月以前の旧耐震の木造住宅
特定空家型 0 空家法の「特定空家等」「管理不全空家等」に認定された建物
その他 0 空き家バンク連動・跡地活用条件付きなど

高知県では耐震除却型が16自治体(高知市・南国市・須崎市など)、老朽危険空家型が12自治体(安芸市・土佐市・土佐清水市など)です。

補助率 自治体数
4/5 16

補助率が4/5以上と高いのは高知市・南国市・土佐清水市・香美市・北川村などの16自治体です。

補助が手厚い自治体トップ5(上限額順)

順位 自治体 制度名 補助率 上限額
1 芸西村 芸西村老朽住宅等除却事業費補助金 10分の8 167万5,000円
2 大豊町 大豊町老朽住宅除却事業費補助金 80% 1,675,000円
3 津野町 津野町老朽住宅等除却事業補助金 10分の8(80%)。ただし所有者が生活保護世帯の場合は10分の10(100%) 1,675,000円
4 安芸市 安芸市老朽住宅等除却事業補助金 不明 167万5,000円(いずれの区分も共通の上限)
5 四万十町 四万十町老朽住宅除却事業費補助金 不明 1,675,000円

上位五自治体は上限額がほぼそろっていますが、安芸市や四万十町のように率そのものが公式サイトに明記されていない自治体も混じっています。津野町は所有者が生活保護を受けている世帯だと率がさらに上がる仕組みで、同じ上限額でも実際に受け取れる額は所得や世帯の状況で変わります。上限額の横並びだけを見て安心せず、自分の世帯の状況を先に整理しておくと話が早そうです。

補助を使うと自己負担はいくら?(木造30坪(約99㎡)で解体費を仮に120万円とした場合の計算例)

ここでの120万円は、上の目安の範囲に入る金額として置いた計算用の仮の金額で、高知県の相場や実際の見積額ではありません。補助額=「解体費×補助率」と「上限額」の低いほうとして、高知県の制度あり13自治体を補助額の大きい順に並べました。

自治体 補助率 上限額 補助額(試算) 自己負担(試算)
芸西村 4/5 167.5万円 96万円 24万円
大豊町 4/5 167.5万円 96万円 24万円
高知市 4/5 164.5万円(区分あり) 96万円 24万円
香美市 4/5 164.5万円 96万円 24万円
中土佐町 4/5 164.5万円(区分あり) 96万円 24万円
佐川町 4/5 164.5万円(区分あり) 96万円 24万円
越知町 4/5 164.5万円(区分あり) 96万円 24万円
土佐町 4/5 160万円(区分あり) 96万円 24万円
黒潮町 4/5 130万円(区分あり) 96万円 24万円
土佐清水市 4/5 120万円 96万円 24万円
本山町 4/5 記載なし(率のみで試算) 96万円 24万円
南国市 4/5 92.5万円(区分あり) 92.5万円 27.5万円
三原村 4/5 2.2万円(区分あり) 2.2万円 117.8万円

高知県の13自治体の自己負担(試算)は24万円〜117.8万円に散らばり、20万円台が12自治体と最も多く、50万円以下まで下がるのは12自治体です。
※各自治体の公式サイトを2026年9月20日に確認した数値による機械的な計算です。実際の補助額は見積額と自治体の審査で決まります。「区分あり」は最初に書かれた基本区分で計算。載っていない自治体は率か上限が公式サイトに数値で書かれていないものです。

高知県は自己負担が軽い側に大半の自治体が集まっており、芸西村や高知市のように高い区分と高い上限をあわせ持つ自治体が多いことが背景です。南国市のように少しだけ上限が低い自治体もありますが、県全体としては負担の差が小さく、どの自治体でも似たような自己負担を見込みやすい県といえます。

高知県で補助を使うときの落とし穴

高知県では、四万十市のように早い者勝ちではなく抽選で決まる自治体や、土佐清水市のように受付が年に一度、短い期間しかない自治体があります。香美市は空き家に限るとはっきり書かれておらず、確認せずに諦めてしまうのはもったいない制度が残っています。

  • 着工前申請: 高知県では13自治体が「交付決定前の契約・着工は対象外」と明記しています
  • 先着・抽選: 南国市・四万十市・四万十町・大月町の4自治体が件数枠を設けています
  • 業者の地域縛り: 中土佐町の1自治体が市内・町内の業者に限定しています
  • 固定資産税: 更地にすると住宅用地の特例が外れ、翌年度から土地の税額が上がることがあります

補助額は見積額で決まる

補助率型では補助額=見積額×補助率(上限あり)。高知県の主流である4/5の制度なら、見積もりが10万円高いだけで自己負担も2.0万円増えます。申請書に添付する見積書を取る段階で、2〜3社の明細を並べてください。

解体工事110番

こんな方に 解体を考えていて、頼む業者がまだ決まっていない方

できること 解体工事の見積もりを依頼できます。

運営はシェアリングテクノロジー株式会社。見積もりの依頼は契約ではありません。

解体せずに売る選択肢

古家付きのまま買い取ってもらえれば解体費そのものが要りません。判断の目安は空き家のまま売れるかどうかの判断へ。

ラクウル(空き家の買取)

こんな方に 解体する前に、古い家のまま売れるかを知りたい方

できること 空き家・中古戸建ての買取を専門にする会社に、無料で査定を頼めます。築年数は問わないと案内されています。買取なので仲介手数料はかかりません。

全国対応。運営は株式会社ネクサスプロパティマネジメント。

よくある質問

高知県で補助金が無い5自治体(室戸市・宿毛市・奈半利町・大川村など)の空き家はどうすればいい?

解体そのものへの補助が無くても、耐震診断・家財処分・空き家バンク登録への補助が別にある場合があります。高知県では制度の有無に関わらず、相見積もりで解体費を適正にすることと、解体せず売る選択肢を比べることが同じように効きます。

高知県で最も手厚い芸西村の制度は誰でも使えますか?

芸西村の制度は「空家等対策の推進に関する特別措置法上の空き家等で、木造・鉄筋コンクリート造・コンクリートブロック造ごとの老朽度測定基準の評点が100点以上のもの(緊急輸送道路・避難路沿道又は住宅が立ち並ぶ地域に位置するもの)」が対象で、自治体の判定や認定が前提です。補助率4/5・上限167.5万円という数字だけで判断せず、芸西村の記事で条件を確認してください。

まとめ

  • 高知県の34市区町村のうち28自治体に解体補助があり、上限は2.2万円〜167.5万円
  • 解体費を仮に120万円とすると、計算上の補助額が最も大きい芸西村で自己負担は約24万円(試算)
  • 同じ計算での自己負担の中央値は24万円。対象になるかは自治体の審査・判定次第

高知県の市区町村ごとの補助金を見る

他の都道府県の解体補助金

本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。

参考文献

  • 各市区町村公式サイト(試算表・トップ5の各自治体のリンク先)
  • HOME4U土地活用「家の解体費用の相場」(2026年3月5日更新) https://land.home4u.jp/guide/land-usage-howto-104-13229
  • LIFULL HOME’S「実家の解体費用はいくら?30坪・50坪などの相場や工事の流れも解説」(2026年1月15日更新) https://www.homes.co.jp/satei/media/entry/202305/demolition
  • イエウール土地活用「家の解体費用は坪単価で計算できる!」(2026年6月8日) https://land.ieul.jp/knowledge/demolition/house/102897/

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この記事を書いた人

たたみさんのアバター たたみさん 実家じまいプロ 編集担当

「実家じまいプロ」の案内人(ペンネーム)。親の家とお墓を片づける手続きを、自治体の公式サイトを1件ずつ確認しながら書いています。窓口の運用は自治体ごとに違うため、申請の前には各自治体への確認をおすすめしています。

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