山形県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくらになるか【2026年版】

山形県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくら

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山形県の35市区町村のうち32自治体に、空き家の解体費用を補助する制度があります(当サイトが各自治体の公式サイトを確認した結果)。解体費を仮に120万円として計算すると、計算上の補助額が最も大きい庄内町(補助率4/5・上限160万円)の制度で、自己負担は約24万円です。補助を受けられるかどうかは庄内町の審査や判定で決まります。

  • 山形県の35市区町村を1件ずつ調べた結果、解体補助金があるのは32自治体、無いと確認できたのは2自治体です
  • 上限額は20万円〜160万円(中央値80万円)。補助率は4/5が13自治体で最多
  • 解体費を仮に120万円とした計算では、自己負担は計算上の補助額が最も大きい自治体で約24万円、中央値で約60万円(実際の見積額や補助の決定額ではありません)
  • ただし3自治体は今年度の受付を終了しています。申請は着工前が原則なので、解体を決める前に窓口へ
目次

解体費用の目安(全国を対象にした民間の解説記事より)

出典(更新日) 木造30坪の目安 金額に含まれるもの(出典の説明)
HOME4U土地活用(2026年3月5日更新) 90万〜150万円(坪3万〜5万円) 解体工事の費用。付帯工事・調査費・アスベスト除去は別の費用として説明
LIFULL HOME’S(2026年1月15日更新) 120万〜150万円 解体工事の費用。諸経費・アスベスト撤去・付帯工事は別の費用として説明
イエウール土地活用(2026年6月8日) 建物本体60万〜120万円(坪2万〜4万円)/付帯・処分込みの例 約105万〜170万円 本体の坪単価に、付帯工事・廃棄物処分・諸経費が上乗せされると説明

いずれも全国を対象にした目安で、山形県内の実際の見積額を示すものではありません。当サイトでは山形県に限った解体費用の相場データを確認できていないため、山形県の相場としての数字は載せていません。付帯費用の内訳は空き家解体の費用相場へ。

山形県は自治体が危険と判定した老朽危険空家型がほぼ全域を占め、山形市・米沢市・鶴岡市など内陸から庄内まで同じ枠組みで運用されています。中山町・西川町・朝日町のように空き家バンクや跡地活用を組み合わせた独自枠を持つ自治体も一部にあります。補助率は高い水準の自治体が多い一方で控えめな自治体も残っており、豪雪地帯として知られる山形県でも、老朽度の判定を重く見る制度が目立ちます。

山形県の解体補助金はどんな制度が多い?

制度の型 自治体数 主な対象
老朽危険空家型 27 自治体の判定で「不良住宅」「危険空家」と認められた建物
耐震除却型 0 昭和56年5月以前の旧耐震の木造住宅
特定空家型 0 空家法の「特定空家等」「管理不全空家等」に認定された建物
その他 5 空き家バンク連動・跡地活用条件付きなど

山形県では老朽危険空家型が27自治体(山形市・米沢市・鶴岡市など)、その他が5自治体(中山町・西川町・朝日町など)です。

補助率 自治体数
4/5 13
1/2 11
2/5 1
2/3 1
1/3 1
3/5 1

補助率が4/5以上と高いのは米沢市・新庄市・村山市・長井市・尾花沢市などの13自治体です。

補助が手厚い自治体トップ5(上限額順)

順位 自治体 制度名 補助率 上限額
1 庄内町 庄内町老朽空家解体支援事業補助金 補助対象経費の5分の4 住宅の不良度評点合計100点以上=160万円(町内業者施工の場合200万円)/評点10点以上100点未満=30万円(町内業者施工の場合50万円)
2 米沢市 米沢市不良住宅・特定空家等除却促進事業費補助金(1 不良住宅・特定空家等除却支援事業) 8/10 市民税所得割非課税の場合=120万円/所得額320万円未満の場合=60万円
3 長井市 令和8年度長井市特定空家除却補助金 10分の8(80%) 120万円
4 新庄市 令和8年度新庄市空き家等除却支援事業(不良住宅空き家等除却事業) 8/10 100万円(除却工事費は国交省基準の1㎡あたり除却工事費×延床面積を上限として算定)
5 村山市 村山市老朽危険空き家除却促進事業補助金(不良住宅除却タイプ) 8/10(80%) 不良住宅除却タイプ=100万円/空き家住宅除却タイプ(評点50~100点未満)=50万円

上位の庄内町は町内の業者に頼むかどうかで上限額そのものが変わり、米沢市は所得の水準によって受け取れる上限が分かれます。村山市のように老朽度の評点で区分が変わる自治体もあり、長井市のように申込みが集まれば抽選になる制度も混ざっています。上限額の高さだけでなく、業者選びや所得、抽選という条件まで含めて考える必要があります。

補助を使うと自己負担はいくら?(木造30坪(約99㎡)で解体費を仮に120万円とした場合の計算例)

ここでの120万円は、上の目安の範囲に入る金額として置いた計算用の仮の金額で、山形県の相場や実際の見積額ではありません。補助額=「解体費×補助率」と「上限額」の低いほうとして、山形県の制度あり24自治体を補助額の大きい順に並べました。

自治体 補助率 上限額 補助額(試算) 自己負担(試算)
庄内町 4/5 160万円(区分あり) 96万円 24万円
米沢市 4/5 120万円(区分あり) 96万円 24万円
長井市 4/5 120万円(区分あり) 96万円 24万円
新庄市 4/5 100万円 96万円 24万円
村山市 4/5 100万円(区分あり) 96万円 24万円
尾花沢市 4/5 100万円(区分あり) 96万円 24万円
舟形町 4/5 100万円(区分あり) 96万円 24万円
天童市 2/3 100万円 80万円 40万円
高畠町 3/5 80万円 72万円 48万円
最上町 1/2 100万円(区分あり) 60万円 60万円
飯豊町 1/2 100万円 60万円 60万円
寒河江市 1/2 80万円(区分あり) 60万円 60万円
真室川町 1/2 75万円(区分あり) 60万円 60万円
白鷹町 1/2 記載なし(率のみで試算) 60万円 60万円
西川町 1/2 50万円 50万円 70万円

山形県の24自治体の自己負担(試算)は24万円〜100万円に散らばり、20万円台が7自治体と最も多く、50万円以下まで下がるのは9自治体です。
※各自治体の公式サイトを2026年9月20日に確認した数値による機械的な計算です。実際の補助額は見積額と自治体の審査で決まります。「区分あり」は最初に書かれた基本区分で計算。載っていない自治体は率か上限が公式サイトに数値で書かれていないものです。

山形県は高い補助率が並ぶ自治体が多いため、自己負担の低い側に自治体が集まって見えます。ただし庄内町や米沢市のように条件によって上限額が区分される自治体では、どの区分に当てはまるかで結果が変わり、天童市や高畠町のように補助率がやや控えめな自治体では上限に届く前の段階で負担が決まります。並びの近さより、自分がどの区分に入るかを先に確かめてください。

残り9自治体を含む全制度は山形県の空き家解体補助金一覧へ。

山形県で補助を使うときの落とし穴

山形県は朝日町や舟形町のように、町内業者に頼むかどうかで上限額そのものが変わる自治体が目立ちます。長井市のように申込みが集まると抽選で決まる制度もあり、業者を決める前にこうした仕組みを知らないと、選び方をあとから悔やむことになりかねません。

  • 着工前申請: 山形県では26自治体が「交付決定前の契約・着工は対象外」と明記しています
  • 今年度の受付終了: 鶴岡市・新庄市・遊佐町の3自治体。来年度の募集は多くが4〜6月に始まります
  • 先着・抽選: 山形市・鶴岡市・酒田市・上山市などの10自治体が件数枠を設けています
  • 業者の地域縛り: 米沢市・長井市・西川町・朝日町などの7自治体が市内・町内の業者に限定しています
  • 固定資産税: 更地にすると住宅用地の特例が外れ、翌年度から土地の税額が上がることがあります

補助額は見積額で決まる

補助率型では補助額=見積額×補助率(上限あり)。山形県の主流である4/5の制度なら、見積もりが10万円高いだけで自己負担も2.0万円増えます。申請書に添付する見積書を取る段階で、2〜3社の明細を並べてください。

解体工事比較ナビ

こんな方に 解体を考えていて、頼む業者がまだ決まっていない方

できること 審査を通った解体業者を3〜4社紹介してもらい、見積もりを比べられます。断りの連絡は運営が代行します。

利用は無料。立ち会いなしの現地調査も可と案内されています。運営は株式会社サフタ(2026年9月27日確認)。見積もりの依頼は契約ではありません。

解体せずに売る選択肢

古家付きのまま買い取ってもらえれば解体費そのものが要りません。判断の目安は空き家のまま売れるかどうかの判断へ。

ラクウル(空き家の買取)

こんな方に 解体する前に、古い家のまま売れるかを知りたい方

できること 空き家・中古戸建ての買取を専門にする会社に、無料で査定を頼めます。築年数は問わないと案内されています。買取なので仲介手数料はかかりません。

全国対応。運営は株式会社ネクサスプロパティマネジメント。

よくある質問

山形県で補助金が無い2自治体(大蔵村・鮭川村)の空き家はどうすればいい?

解体そのものへの補助が無くても、耐震診断・家財処分・空き家バンク登録への補助が別にある場合があります。山形県では制度の有無に関わらず、相見積もりで解体費を適正にすることと、解体せず売る選択肢を比べることが同じように効きます。

山形県で最も手厚い庄内町の制度は誰でも使えますか?

庄内町の制度は「町内に存し、居住を目的として建築又は使用され現に人が居住していない建築物のうち、庄内町空家等及び空地の適正管理に関する条例に規定する状態の「老朽空家」。個人が所有(共有名義を含む)するもの。共有者が複数の場合は全員の同意、所有権以外の権利がある場合は権利者の同意が必要」が対象で、自治体の判定や認定が前提です。補助率4/5・上限160万円という数字だけで判断せず、庄内町の記事で条件を確認してください。

まとめ

  • 山形県の35市区町村のうち32自治体に解体補助があり、上限は20万円〜160万円
  • 解体費を仮に120万円とすると、計算上の補助額が最も大きい庄内町で自己負担は約24万円(試算)
  • 同じ計算での自己負担の中央値は60万円。対象になるかは自治体の審査・判定次第

山形県の市区町村ごとの補助金を見る

他の都道府県の解体補助金

本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。

参考文献

  • 各市区町村公式サイト(試算表・トップ5の各自治体のリンク先)
  • HOME4U土地活用「家の解体費用の相場」(2026年3月5日更新) https://land.home4u.jp/guide/land-usage-howto-104-13229
  • LIFULL HOME’S「実家の解体費用はいくら?30坪・50坪などの相場や工事の流れも解説」(2026年1月15日更新) https://www.homes.co.jp/satei/media/entry/202305/demolition
  • イエウール土地活用「家の解体費用は坪単価で計算できる!」(2026年6月8日) https://land.ieul.jp/knowledge/demolition/house/102897/

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この記事を書いた人

たたみさんのアバター たたみさん 実家じまいプロ 編集担当

「実家じまいプロ」の案内人(ペンネーム)。親の家とお墓を片づける手続きを、自治体の公式サイトを1件ずつ確認しながら書いています。窓口の運用は自治体ごとに違うため、申請の前には各自治体への確認をおすすめしています。

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