島根県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくらになるか【2026年版】

島根県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくら

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島根県の19市区町村のうち17自治体に、空き家の解体費用を補助する制度があります(当サイトが各自治体の公式サイトを確認した結果)。解体費を仮に120万円として計算すると、計算上の補助額が最も大きい隠岐の島町(補助率4/5・上限150万円)の制度で、自己負担は約24万円です。補助を受けられるかどうかは隠岐の島町の審査や判定で決まります。

  • 島根県の19市区町村を1件ずつ調べた結果、解体補助金があるのは17自治体、無いと確認できたのは2自治体です
  • 上限額は50万円〜150万円(中央値100万円)。補助率は4/5が11自治体で最多
  • 解体費を仮に120万円とした計算では、自己負担は計算上の補助額が最も大きい自治体で約24万円、中央値で約24万円(実際の見積額や補助の決定額ではありません)
  • ただし1自治体は今年度の受付を終了しています。申請は着工前が原則なので、解体を決める前に窓口へ
目次

解体費用の目安(全国を対象にした民間の解説記事より)

出典(更新日) 木造30坪の目安 金額に含まれるもの(出典の説明)
HOME4U土地活用(2026年3月5日更新) 90万〜150万円(坪3万〜5万円) 解体工事の費用。付帯工事・調査費・アスベスト除去は別の費用として説明
LIFULL HOME’S(2026年1月15日更新) 120万〜150万円 解体工事の費用。諸経費・アスベスト撤去・付帯工事は別の費用として説明
イエウール土地活用(2026年6月8日) 建物本体60万〜120万円(坪2万〜4万円)/付帯・処分込みの例 約105万〜170万円 本体の坪単価に、付帯工事・廃棄物処分・諸経費が上乗せされると説明

いずれも全国を対象にした目安で、島根県内の実際の見積額を示すものではありません。当サイトでは島根県に限った解体費用の相場データを確認できていないため、島根県の相場としての数字は載せていません。付帯費用の内訳は空き家解体の費用相場へ。

島根県は老朽危険空家型がほぼ全体を占め、松江市・浜田市・出雲市のような自治体から隠岐の島町・西ノ島町のような離島まで、同じ型の制度で危険な空き家を判定しています。耐震除却型は益田市と安来市にとどまり、特定空家型を採る自治体はありません。離島や中山間を多く抱える県ですが、補助率は高い水準でそろっており、条件の重さは離島か本土かではなく判定そのものに集約されている印象です。

島根県の解体補助金はどんな制度が多い?

制度の型 自治体数 主な対象
老朽危険空家型 15 自治体の判定で「不良住宅」「危険空家」と認められた建物
耐震除却型 2 昭和56年5月以前の旧耐震の木造住宅
特定空家型 0 空家法の「特定空家等」「管理不全空家等」に認定された建物
その他 0 空き家バンク連動・跡地活用条件付きなど

島根県では老朽危険空家型が15自治体(松江市・浜田市・出雲市など)、耐震除却型が2自治体(益田市・安来市)です。

補助率 自治体数
4/5 11
2/5 3
1/2 2

補助率が4/5以上と高いのは松江市・大田市・安来市・江津市・雲南市などの11自治体です。

補助が手厚い自治体トップ5(上限額順)

順位 自治体 制度名 補助率 上限額
1 隠岐の島町 隠岐の島町危険空き家除却事業補助金 補助対象経費(国土交通大臣が定める標準除却費が上限)の10分の8 150万円
2 奥出雲町 奥出雲町老朽危険空き家除却支援事業補助金 補助対象経費(危険空き家以外の塀・樹木・家財等の除却費を除く)の5分の4(4/5) 120万円
3 津和野町 津和野町老朽危険空家除却支援事業補助金 実際の除却工事費または国が示す標準的な除却工事費のいずれか低い方の額の5分の4(4/5) 120万円
4 吉賀町 吉賀町老朽危険空家除却支援事業補助金 実際の除却工事費または国が示す標準的な除却工事費のいずれか低い方の額の4/5 120万円
5 西ノ島町 西ノ島町老朽危険空家等除却支援事業補助金 補助対象工事に要する経費の80%(ただし国土交通省の定める標準除却費を超える場合は標準除却費の額の80%) 120万円

隠岐の島町や奥出雲町、津和野町、吉賀町は上限額も補助率も高くそろっていますが、隠岐の島町のように建物全部の解体が条件だったり、西ノ島町のように専用ページがなく広報紙でしか案内していなかったりと、たどり着き方も条件も自治体ごとに違います。上限額の高さは、情報の見つけやすさとは別の話だと考えておいたほうがよさそうです。

補助を使うと自己負担はいくら?(木造30坪(約99㎡)で解体費を仮に120万円とした場合の計算例)

ここでの120万円は、上の目安の範囲に入る金額として置いた計算用の仮の金額で、島根県の相場や実際の見積額ではありません。補助額=「解体費×補助率」と「上限額」の低いほうとして、島根県の制度あり13自治体を補助額の大きい順に並べました。

自治体 補助率 上限額 補助額(試算) 自己負担(試算)
隠岐の島町 4/5 150万円 96万円 24万円
奥出雲町 4/5 120万円(区分あり) 96万円 24万円
津和野町 4/5 120万円(区分あり) 96万円 24万円
吉賀町 4/5 120万円 96万円 24万円
西ノ島町 4/5 120万円(区分あり) 96万円 24万円
安来市 4/5 100万円(区分あり) 96万円 24万円
江津市 4/5 100万円 96万円 24万円
川本町 1/2 100万円 60万円 60万円
美郷町 1/2 100万円 60万円 60万円
大田市 4/5 50万円 50万円 70万円
出雲市 2/5 100万円 48万円 72万円
浜田市 2/5 50万円(区分あり) 48万円 72万円
益田市 2/5 50万円(区分あり) 48万円 72万円

島根県の13自治体の自己負担(試算)は24万円〜72万円に散らばり、20万円台が7自治体と最も多く、50万円以下まで下がるのは7自治体です。
※各自治体の公式サイトを2026年9月20日に確認した数値による機械的な計算です。実際の補助額は見積額と自治体の審査で決まります。「区分あり」は最初に書かれた基本区分で計算。載っていない自治体は率か上限が公式サイトに数値で書かれていないものです。

島根県の試算表は、他県と比べて自己負担が低いほうに偏っているのが特徴です。補助率の高い自治体が大半を占めるため、上限額にまだ余裕がある松江市や大田市でも、率の高さだけで自己負担がかなり軽くなっています。出雲市や浜田市のように率が控えめな自治体だけが、表の下のほうに離れて並んでいます。

島根県で補助を使うときの落とし穴

島根県は隠岐の島町のように上限額が高い一方で建物のすべてを解体することが条件になる自治体や、西ノ島町のように専用ページがなく広報紙にしか案内が載っていない自治体があります。金額の高さだけで選ぶと、思わぬところで見落としが出やすい県だと感じます。

  • 着工前申請: 島根県では13自治体が「交付決定前の契約・着工は対象外」と明記しています
  • 今年度の受付終了: 津和野町の1自治体。来年度の募集は多くが4〜6月に始まります
  • 先着・抽選: 雲南市の1自治体が件数枠を設けています
  • 業者の地域縛り: 西ノ島町・隠岐の島町の2自治体が市内・町内の業者に限定しています
  • 固定資産税: 更地にすると住宅用地の特例が外れ、翌年度から土地の税額が上がることがあります

補助額は見積額で決まる

補助率型では補助額=見積額×補助率(上限あり)。島根県の主流である4/5の制度なら、見積もりが10万円高いだけで自己負担も2.0万円増えます。申請書に添付する見積書を取る段階で、2〜3社の明細を並べてください。

解体工事比較ナビ

こんな方に 解体を考えていて、頼む業者がまだ決まっていない方

できること 審査を通った解体業者を3〜4社紹介してもらい、見積もりを比べられます。断りの連絡は運営が代行します。

利用は無料。立ち会いなしの現地調査も可と案内されています。運営は株式会社サフタ(2026年9月27日確認)。見積もりの依頼は契約ではありません。

解体せずに売る選択肢

古家付きのまま買い取ってもらえれば解体費そのものが要りません。判断の目安は空き家のまま売れるかどうかの判断へ。

ラクウル(空き家の買取)

こんな方に 解体する前に、古い家のまま売れるかを知りたい方

できること 空き家・中古戸建ての買取を専門にする会社に、無料で査定を頼めます。築年数は問わないと案内されています。買取なので仲介手数料はかかりません。

全国対応。運営は株式会社ネクサスプロパティマネジメント。

よくある質問

島根県で補助金が無い2自治体(邑南町・海士町)の空き家はどうすればいい?

解体そのものへの補助が無くても、耐震診断・家財処分・空き家バンク登録への補助が別にある場合があります。島根県では制度の有無に関わらず、相見積もりで解体費を適正にすることと、解体せず売る選択肢を比べることが同じように効きます。

島根県で最も手厚い隠岐の島町の制度は誰でも使えますか?

隠岐の島町の制度は「隠岐の島町内に存する木造(一部軽量鉄骨造含む)の住宅で、隠岐の島町空き家等の適正管理に関する条例施行規則第4条の要件(危険な状態)を満たすもの(兼用住宅は延べ床面積の2分の1以上が住宅用途)」が対象で、自治体の判定や認定が前提です。補助率4/5・上限150万円という数字だけで判断せず、隠岐の島町の記事で条件を確認してください。

まとめ

  • 島根県の19市区町村のうち17自治体に解体補助があり、上限は50万円〜150万円
  • 解体費を仮に120万円とすると、計算上の補助額が最も大きい隠岐の島町で自己負担は約24万円(試算)
  • 同じ計算での自己負担の中央値は24万円。対象になるかは自治体の審査・判定次第

島根県の市区町村ごとの補助金を見る

他の都道府県の解体補助金

本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。

参考文献

  • 各市区町村公式サイト(試算表・トップ5の各自治体のリンク先)
  • HOME4U土地活用「家の解体費用の相場」(2026年3月5日更新) https://land.home4u.jp/guide/land-usage-howto-104-13229
  • LIFULL HOME’S「実家の解体費用はいくら?30坪・50坪などの相場や工事の流れも解説」(2026年1月15日更新) https://www.homes.co.jp/satei/media/entry/202305/demolition
  • イエウール土地活用「家の解体費用は坪単価で計算できる!」(2026年6月8日) https://land.ieul.jp/knowledge/demolition/house/102897/

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この記事を書いた人

たたみさんのアバター たたみさん 実家じまいプロ 編集担当

「実家じまいプロ」の案内人(ペンネーム)。親の家とお墓を片づける手続きを、自治体の公式サイトを1件ずつ確認しながら書いています。窓口の運用は自治体ごとに違うため、申請の前には各自治体への確認をおすすめしています。

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