三重県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくらになるか【2026年版】

三重県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくら

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三重県の29市区町村のうち26自治体に、空き家の解体費用を補助する制度があります(当サイトが各自治体の公式サイトを確認した結果)。解体費を仮に120万円として計算すると、計算上の補助額が最も大きい四日市市(補助率4/5・上限50万円)の制度で、自己負担は約70万円です。補助を受けられるかどうかは四日市市の審査や判定で決まります。

  • 三重県の29市区町村を1件ずつ調べた結果、解体補助金があるのは26自治体、無いと確認できたのは3自治体です
  • 上限額は20.7万円〜100万円(中央値40万円)。補助率は23%が10自治体で最多
  • 解体費を仮に120万円とした計算では、自己負担は計算上の補助額が最も大きい自治体で約70万円、中央値で約90万円(実際の見積額や補助の決定額ではありません)
  • 申請は着工前が原則。契約や工事のあとでは対象外になる自治体がほとんどです
目次

解体費用の目安(全国を対象にした民間の解説記事より)

出典(更新日) 木造30坪の目安 金額に含まれるもの(出典の説明)
HOME4U土地活用(2026年3月5日更新) 90万〜150万円(坪3万〜5万円) 解体工事の費用。付帯工事・調査費・アスベスト除去は別の費用として説明
LIFULL HOME’S(2026年1月15日更新) 120万〜150万円 解体工事の費用。諸経費・アスベスト撤去・付帯工事は別の費用として説明
イエウール土地活用(2026年6月8日) 建物本体60万〜120万円(坪2万〜4万円)/付帯・処分込みの例 約105万〜170万円 本体の坪単価に、付帯工事・廃棄物処分・諸経費が上乗せされると説明

いずれも全国を対象にした目安で、三重県内の実際の見積額を示すものではありません。当サイトでは三重県に限った解体費用の相場データを確認できていないため、三重県の相場としての数字は載せていません。付帯費用の内訳は空き家解体の費用相場へ。

三重県は耐震除却型が最も多く、津市や四日市市、伊勢市など旧耐震基準の木造住宅を対象にする自治体が中心です。一方で桑名市や伊賀市、大台町のように空家法の「特定空家等」の認定を前提にする自治体、松阪市や鈴鹿市のように老朽危険空家型で判定する自治体も混在し、同じ三重県内でも入口となる制度が異なります。伊勢志摩や熊野灘沿いの町村は、南伊勢町のように建て込んだ集落や避難路沿いといった立地条件を付けているのも特徴です。

三重県の解体補助金はどんな制度が多い?

制度の型 自治体数 主な対象
老朽危険空家型 8 自治体の判定で「不良住宅」「危険空家」と認められた建物
耐震除却型 14 昭和56年5月以前の旧耐震の木造住宅
特定空家型 4 空家法の「特定空家等」「管理不全空家等」に認定された建物
その他 0 空き家バンク連動・跡地活用条件付きなど

三重県では耐震除却型が14自治体(津市・四日市市・伊勢市など)、老朽危険空家型が8自治体(松阪市・鈴鹿市・名張市など)、特定空家型が4自治体(桑名市・伊賀市・大台町など)です。

補助率 自治体数
23% 10
2/3 5
1/3 5
4/5 4

補助率が4/5以上と高いのは四日市市・玉城町・大紀町・御浜町の4自治体です。

補助が手厚い自治体トップ5(上限額順)

順位 自治体 制度名 補助率 上限額
1 大紀町 大紀町空家等除却補助金 5分の4以内(80%) 100万円(1,000円未満切り捨て)
2 伊賀市 伊賀市空家等除却費補助金(特定空家等解体除却費補助金) 1/3 100万円
3 大台町 大台町空家等除却補助制度 不明(ページには上限額のみ記載、割合の明記なし) 100万円(令和7年度から令和9年度までの上限額)
4 南伊勢町 南伊勢町木造住宅耐震除却事業費補助金 23%以内 838,000円
5 四日市市 四日市市特定空家等除却費補助金 4/5 50万円

大紀町、伊賀市、大台町、南伊勢町、四日市市という上位の自治体は、いずれも自治体による判定や跡地の条件が前提になっている点で共通しています。伊賀市や大台町のように「特定空家等」に絞った制度は、古いだけでは対象にならず認定を受けられるかどうかが鍵になります。南伊勢町のように立地そのものが条件になる制度もあり、上限額の大小より先に、自分の家がその区分に当てはまるかを確かめる必要があります。

補助を使うと自己負担はいくら?(木造30坪(約99㎡)で解体費を仮に120万円とした場合の計算例)

ここでの120万円は、上の目安の範囲に入る金額として置いた計算用の仮の金額で、三重県の相場や実際の見積額ではありません。補助額=「解体費×補助率」と「上限額」の低いほうとして、三重県の制度あり23自治体を補助額の大きい順に並べました。

自治体 補助率 上限額 補助額(試算) 自己負担(試算)
四日市市 4/5 50万円 50万円 70万円
玉城町 4/5 50万円(区分あり) 50万円 70万円
御浜町 4/5 50万円(区分あり) 50万円 70万円
紀宝町 2/3 50万円 50万円 70万円
伊賀市 1/3 100万円 40万円 80万円
鈴鹿市 1/3 50万円 40万円 80万円
志摩市 2/3 40万円 40万円 80万円
伊勢市 2/3 30万円 30万円 90万円
桑名市 1/3 30万円 30万円 90万円
名張市 1/3 30万円(区分あり) 30万円 90万円
亀山市 2/3 30万円 30万円 90万円
木曽岬町 2/3 30万円 30万円 90万円
東員町 1/3 30万円 30万円 90万円
南伊勢町 23% 83.8万円 27.6万円 92.4万円
津市 23% 40万円 27.6万円 92.4万円

三重県の23自治体の自己負担(試算)は70万円〜99.3万円に散らばり、90万円台が16自治体と最も多く、50万円以下まで下がる自治体はありません。
※各自治体の公式サイトを2026年9月20日に確認した数値による機械的な計算です。実際の補助額は見積額と自治体の審査で決まります。「区分あり」は最初に書かれた基本区分で計算。載っていない自治体は率か上限が公式サイトに数値で書かれていないものです。

大紀町だけが突出して自己負担が低く、残りの自治体は伊賀市や鈴鹿市のように率が低めで上限額に届かず自己負担が伸びる構造が中心です。南伊勢町のように上限額そのものが半端な金額に設定されている自治体もあり、上限で頭打ちになる自治体と、率がそのまま効いてくる自治体を見分けて読む必要があります。自己負担が上位に集まりやすいのは、三重県内で老朽危険空家型より耐震除却型の制度が多く、率が控えめな傾向によるものです。

残り8自治体を含む全制度は三重県の空き家解体補助金一覧へ。

三重県で補助を使うときの落とし穴

三重県では桑名市のように「特定空家等」の認定を先に受けなければならない自治体や、南伊勢町のように建て込んだ地域や避難路沿いといった場所の条件が付く自治体があります。紀宝町のように年度をまたげない制度もあり、古いというだけでは対象にならない場合が少なくありません。

  • 着工前申請: 三重県では22自治体が「交付決定前の契約・着工は対象外」と明記しています
  • 先着・抽選: 津市・松阪市・桑名市・鳥羽市などの6自治体が件数枠を設けています
  • 業者の地域縛り: 桑名市・鈴鹿市・名張市・志摩市などの7自治体が市内・町内の業者に限定しています
  • 固定資産税: 更地にすると住宅用地の特例が外れ、翌年度から土地の税額が上がることがあります

補助額は見積額で決まる

補助率型では補助額=見積額×補助率(上限あり)。三重県の主流である23%の制度なら、見積もりが10万円高いだけで自己負担も7.7万円増えます。申請書に添付する見積書を取る段階で、2〜3社の明細を並べてください。

解体工事比較ナビ

こんな方に 解体を考えていて、頼む業者がまだ決まっていない方

できること 審査を通った解体業者を3〜4社紹介してもらい、見積もりを比べられます。断りの連絡は運営が代行します。

利用は無料。立ち会いなしの現地調査も可と案内されています。運営は株式会社サフタ(2026年9月27日確認)。見積もりの依頼は契約ではありません。

解体せずに売る選択肢

古家付きのまま買い取ってもらえれば解体費そのものが要りません。判断の目安は空き家のまま売れるかどうかの判断へ。

ラクウル(空き家の買取)

こんな方に 解体する前に、古い家のまま売れるかを知りたい方

できること 空き家・中古戸建ての買取を専門にする会社に、無料で査定を頼めます。築年数は問わないと案内されています。買取なので仲介手数料はかかりません。

全国対応。運営は株式会社ネクサスプロパティマネジメント。

よくある質問

三重県で補助金が無い3自治体(尾鷲市・菰野町・川越町)の空き家はどうすればいい?

解体そのものへの補助が無くても、耐震診断・家財処分・空き家バンク登録への補助が別にある場合があります。三重県では制度の有無に関わらず、相見積もりで解体費を適正にすることと、解体せず売る選択肢を比べることが同じように効きます。

三重県で最も手厚い四日市市の制度は誰でも使えますか?

四日市市の制度は「市長が保安上危険と認定した特定空家等、または建築基準法上の道路に接道していない敷地・75㎡未満の狭小敷地に存する空家等」が対象で、自治体の判定や認定が前提です。補助率4/5・上限50万円という数字だけで判断せず、四日市市の記事で条件を確認してください。

まとめ

  • 三重県の29市区町村のうち26自治体に解体補助があり、上限は20.7万円〜100万円
  • 解体費を仮に120万円とすると、計算上の補助額が最も大きい四日市市で自己負担は約70万円(試算)
  • 同じ計算での自己負担の中央値は90万円。対象になるかは自治体の審査・判定次第

三重県の市区町村ごとの補助金を見る

他の都道府県の解体補助金

本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。

参考文献

  • 各市区町村公式サイト(試算表・トップ5の各自治体のリンク先)
  • HOME4U土地活用「家の解体費用の相場」(2026年3月5日更新) https://land.home4u.jp/guide/land-usage-howto-104-13229
  • LIFULL HOME’S「実家の解体費用はいくら?30坪・50坪などの相場や工事の流れも解説」(2026年1月15日更新) https://www.homes.co.jp/satei/media/entry/202305/demolition
  • イエウール土地活用「家の解体費用は坪単価で計算できる!」(2026年6月8日) https://land.ieul.jp/knowledge/demolition/house/102897/

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この記事を書いた人

たたみさんのアバター たたみさん 実家じまいプロ 編集担当

「実家じまいプロ」の案内人(ペンネーム)。親の家とお墓を片づける手続きを、自治体の公式サイトを1件ずつ確認しながら書いています。窓口の運用は自治体ごとに違うため、申請の前には各自治体への確認をおすすめしています。

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