愛知県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくらになるか【2026年版】

愛知県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくら

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愛知県の54市区町村のうち42自治体に、空き家の解体費用を補助する制度があります(当サイトが各自治体の公式サイトを確認した結果)。解体費を仮に120万円として計算すると、計算上の補助額が最も大きい日進市(補助率4/5・上限90万円)の制度で、自己負担は約30万円です。補助を受けられるかどうかは日進市の審査や判定で決まります。

  • 愛知県の54市区町村を1件ずつ調べた結果、解体補助金があるのは42自治体、無いと確認できたのは12自治体です
  • 上限額は10万円〜100万円(中央値20万円)。補助率は4/5が18自治体で最多
  • 解体費を仮に120万円とした計算では、自己負担は計算上の補助額が最も大きい自治体で約30万円、中央値で約100万円(実際の見積額や補助の決定額ではありません)
  • ただし3自治体は今年度の受付を終了しています。申請は着工前が原則なので、解体を決める前に窓口へ
目次

解体費用の目安(全国を対象にした民間の解説記事より)

出典(更新日) 木造30坪の目安 金額に含まれるもの(出典の説明)
HOME4U土地活用(2026年3月5日更新) 90万〜150万円(坪3万〜5万円) 解体工事の費用。付帯工事・調査費・アスベスト除去は別の費用として説明
LIFULL HOME’S(2026年1月15日更新) 120万〜150万円 解体工事の費用。諸経費・アスベスト撤去・付帯工事は別の費用として説明
イエウール土地活用(2026年6月8日) 建物本体60万〜120万円(坪2万〜4万円)/付帯・処分込みの例 約105万〜170万円 本体の坪単価に、付帯工事・廃棄物処分・諸経費が上乗せされると説明

いずれも全国を対象にした目安で、愛知県内の実際の見積額を示すものではありません。当サイトでは愛知県に限った解体費用の相場データを確認できていないため、愛知県の相場としての数字は載せていません。付帯費用の内訳は空き家解体の費用相場へ。

愛知県は解体補助のある自治体の多くが老朽危険空家型で、名古屋市や豊橋市、岡崎市のような人口の多い自治体もこの型に含まれます。耐震除却型は瀬戸市や半田市、春日井市などにとどまり、旧耐震基準の木造住宅という条件で対象を絞り込んでいるのが特徴です。新城市や豊明市、美浜町のように跡地活用や空き家バンクと連動した独自の枠を持つ自治体もあり、工業地帯の多い愛知県でも制度の作り方は一様ではありません。

愛知県の解体補助金はどんな制度が多い?

制度の型 自治体数 主な対象
老朽危険空家型 28 自治体の判定で「不良住宅」「危険空家」と認められた建物
耐震除却型 11 昭和56年5月以前の旧耐震の木造住宅
特定空家型 0 空家法の「特定空家等」「管理不全空家等」に認定された建物
その他 3 空き家バンク連動・跡地活用条件付きなど

愛知県では老朽危険空家型が28自治体(名古屋市・豊橋市・岡崎市など)、耐震除却型が11自治体(瀬戸市・半田市・春日井市など)、その他が3自治体(新城市・豊明市・美浜町)です。

補助率 自治体数
4/5 18
2/3 6
1/2 4
1/3 3

補助率が4/5以上と高いのは一宮市・瀬戸市・碧南市・安城市・常滑市などの18自治体です。

補助が手厚い自治体トップ5(上限額順)

順位 自治体 制度名 補助率 上限額
1 飛島村 飛島村空き家除却費補助金 3分の1 100万円
2 日進市 日進市不良空家除却促進補助金 5分の4 90万円
3 瀬戸市 老朽空き家等解体補助金 4/5 60万円
4 豊田市 豊田市空家解体促進費補助金 2分の1 52万円(令和7年度から20万円より増額)
5 豊明市 豊明市空家解体費補助金 5分の4 50万円

上限額で並ぶ飛島村や日進市、豊明市は、空き家であった期間や建て替え後の利用制限など、細かな条件がそろって初めて満額になります。豊田市のように区分によって上限が変わる自治体もあり、条件次第で受け取れる額は変わります。上限額の大きさだけでなく、自分の家がどの区分に当てはまるかを先に確かめる方が近道です。

補助を使うと自己負担はいくら?(木造30坪(約99㎡)で解体費を仮に120万円とした場合の計算例)

ここでの120万円は、上の目安の範囲に入る金額として置いた計算用の仮の金額で、愛知県の相場や実際の見積額ではありません。補助額=「解体費×補助率」と「上限額」の低いほうとして、愛知県の制度あり34自治体を補助額の大きい順に並べました。

自治体 補助率 上限額 補助額(試算) 自己負担(試算)
日進市 4/5 90万円 90万円 30万円
瀬戸市 4/5 60万円 60万円 60万円
豊田市 1/2 52万円(区分あり) 52万円 68万円
豊橋市 2/3 50万円 50万円 70万円
豊明市 4/5 50万円 50万円 70万円
田原市 1/2 50万円(区分あり) 50万円 70万円
設楽町 2/3 50万円 50万円 70万円
飛島村 1/3 100万円 40万円 80万円
名古屋市 1/3 40万円(区分あり) 40万円 80万円
扶桑町 4/5 40万円 40万円 80万円
常滑市 4/5 30万円(区分あり) 30万円 90万円
幸田町 4/5 30万円 30万円 90万円
一宮市 4/5 20万円 20万円 100万円
春日井市 2/3 20万円 20万円 100万円
豊川市 2/3 20万円(区分あり) 20万円 100万円

愛知県の34自治体の自己負担(試算)は30万円〜110万円に散らばり、100万円台が19自治体と最も多く、50万円以下まで下がるのは1自治体です。
※各自治体の公式サイトを2026年9月20日に確認した数値による機械的な計算です。実際の補助額は見積額と自治体の審査で決まります。「区分あり」は最初に書かれた基本区分で計算。載っていない自治体は率か上限が公式サイトに数値で書かれていないものです。

愛知県の試算表は、上限額で並んだ自治体ほど自己負担が軽く見えますが、瀬戸市のように上限で頭打ちになる自治体と、豊田市のように区分による率の違いがそのまま効いてくる自治体では、同じ自己負担でも仕組みが違います。多くの自治体が並ぶ層の近くにいるのは、上限額を使い切れない解体費であることが多いためです。

残り19自治体を含む全制度は愛知県の空き家解体補助金一覧へ。

愛知県で補助を使うときの落とし穴

愛知県内では日進市のように、補助を受けたあと一定の期間は同じ敷地に建て替えできない制度や、飛島村のように空き家であった期間の条件が近隣の自治体より厳しく設定されている制度があります。同じ「解体補助金」という名前でも、自治体ごとに前提がかなり違います。

  • 着工前申請: 愛知県では37自治体が「交付決定前の契約・着工は対象外」と明記しています
  • 今年度の受付終了: 知多市・阿久比町・武豊町の3自治体。来年度の募集は多くが4〜6月に始まります
  • 先着・抽選: 名古屋市・一宮市・瀬戸市・蒲郡市などの12自治体が件数枠を設けています
  • 業者の地域縛り: 新城市・大府市の2自治体が市内・町内の業者に限定しています
  • 固定資産税: 更地にすると住宅用地の特例が外れ、翌年度から土地の税額が上がることがあります

補助額は見積額で決まる

補助率型では補助額=見積額×補助率(上限あり)。愛知県の主流である4/5の制度なら、見積もりが10万円高いだけで自己負担も2.0万円増えます。申請書に添付する見積書を取る段階で、2〜3社の明細を並べてください。

解体工事比較ナビ

こんな方に 解体を考えていて、頼む業者がまだ決まっていない方

できること 審査を通った解体業者を3〜4社紹介してもらい、見積もりを比べられます。断りの連絡は運営が代行します。

利用は無料。立ち会いなしの現地調査も可と案内されています。運営は株式会社サフタ(2026年9月27日確認)。見積もりの依頼は契約ではありません。

解体せずに売る選択肢

古家付きのまま買い取ってもらえれば解体費そのものが要りません。判断の目安は空き家のまま売れるかどうかの判断へ。

ラクウル(空き家の買取)

こんな方に 解体する前に、古い家のまま売れるかを知りたい方

できること 空き家・中古戸建ての買取を専門にする会社に、無料で査定を頼めます。築年数は問わないと案内されています。買取なので仲介手数料はかかりません。

全国対応。運営は株式会社ネクサスプロパティマネジメント。

よくある質問

愛知県で補助金が無い12自治体(西尾市・小牧市・東海市・尾張旭市など)の空き家はどうすればいい?

解体そのものへの補助が無くても、耐震診断・家財処分・空き家バンク登録への補助が別にある場合があります。愛知県では制度の有無に関わらず、相見積もりで解体費を適正にすることと、解体せず売る選択肢を比べることが同じように効きます。

愛知県で最も手厚い日進市の制度は誰でも使えますか?

日進市の制度は「市内の「不良空家」に該当する一戸建て専用住宅または併用住宅で、国土交通省の判定基準による評点の合計が100以上である不良住宅」が対象で、自治体の判定や認定が前提です。補助率4/5・上限90万円という数字だけで判断せず、日進市の記事で条件を確認してください。

まとめ

  • 愛知県の54市区町村のうち42自治体に解体補助があり、上限は10万円〜100万円
  • 解体費を仮に120万円とすると、計算上の補助額が最も大きい日進市で自己負担は約30万円(試算)
  • 同じ計算での自己負担の中央値は100万円。対象になるかは自治体の審査・判定次第

愛知県の市区町村ごとの補助金を見る

他の都道府県の解体補助金

本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。

参考文献

  • 各市区町村公式サイト(試算表・トップ5の各自治体のリンク先)
  • HOME4U土地活用「家の解体費用の相場」(2026年3月5日更新) https://land.home4u.jp/guide/land-usage-howto-104-13229
  • LIFULL HOME’S「実家の解体費用はいくら?30坪・50坪などの相場や工事の流れも解説」(2026年1月15日更新) https://www.homes.co.jp/satei/media/entry/202305/demolition
  • イエウール土地活用「家の解体費用は坪単価で計算できる!」(2026年6月8日) https://land.ieul.jp/knowledge/demolition/house/102897/

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この記事を書いた人

たたみさんのアバター たたみさん 実家じまいプロ 編集担当

「実家じまいプロ」の案内人(ペンネーム)。親の家とお墓を片づける手続きを、自治体の公式サイトを1件ずつ確認しながら書いています。窓口の運用は自治体ごとに違うため、申請の前には各自治体への確認をおすすめしています。

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