大分県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくらになるか【2026年版】

大分県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくら

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大分県の18市区町村のうち13自治体に、空き家の解体費用を補助する制度があります(当サイトが各自治体の公式サイトを確認した結果)。解体費を仮に120万円として計算すると、計算上の補助額が最も大きい別府市(補助率1/2・上限50万円)の制度で、自己負担は約70万円です。補助を受けられるかどうかは別府市の審査や判定で決まります。

  • 大分県の18市区町村を1件ずつ調べた結果、解体補助金があるのは13自治体、無いと確認できたのは5自治体です
  • 上限額は50万円〜100万円(中央値50万円)。補助率は1/2が8自治体で最多
  • 解体費を仮に120万円とした計算では、自己負担は計算上の補助額が最も大きい自治体で約70万円、中央値で約70万円(実際の見積額や補助の決定額ではありません)
  • ただし1自治体は今年度の受付を終了しています。申請は着工前が原則なので、解体を決める前に窓口へ
目次

解体費用の目安(全国を対象にした民間の解説記事より)

出典(更新日) 木造30坪の目安 金額に含まれるもの(出典の説明)
HOME4U土地活用(2026年3月5日更新) 90万〜150万円(坪3万〜5万円) 解体工事の費用。付帯工事・調査費・アスベスト除去は別の費用として説明
LIFULL HOME’S(2026年1月15日更新) 120万〜150万円 解体工事の費用。諸経費・アスベスト撤去・付帯工事は別の費用として説明
イエウール土地活用(2026年6月8日) 建物本体60万〜120万円(坪2万〜4万円)/付帯・処分込みの例 約105万〜170万円 本体の坪単価に、付帯工事・廃棄物処分・諸経費が上乗せされると説明

いずれも全国を対象にした目安で、大分県内の実際の見積額を示すものではありません。当サイトでは大分県に限った解体費用の相場データを確認できていないため、大分県の相場としての数字は載せていません。付帯費用の内訳は空き家解体の費用相場へ。

大分県は老朽危険空家型がほとんどを占め、別府市や中津市、日田市のような大きな市も、豊後高田市や日出町のような町も同じ型の制度で運用されています。大分市だけは老朽危険空き家等と準老朽危険空き家等の二段構えで率と上限額を分けており、温泉地として知られる別府市や日出町も判定を経なければ対象になりません。竹田市のように受付期間そのものを定めず通年で相談を受け付ける珍しい自治体もあります。

大分県の解体補助金はどんな制度が多い?

制度の型 自治体数 主な対象
老朽危険空家型 12 自治体の判定で「不良住宅」「危険空家」と認められた建物
耐震除却型 1 昭和56年5月以前の旧耐震の木造住宅
特定空家型 0 空家法の「特定空家等」「管理不全空家等」に認定された建物
その他 0 空き家バンク連動・跡地活用条件付きなど

大分県では老朽危険空家型が12自治体(別府市・中津市・日田市など)、耐震除却型が1自治体(大分市)です。

補助率 自治体数
1/2 8
4/5 2
23% 1
2/5 1

補助率が4/5以上と高いのは豊後高田市・日出町の2自治体です。

補助が手厚い自治体トップ5(上限額順)

順位 自治体 制度名 補助率 上限額
1 日田市 日田市危険空家等除却事業補助金 1/2 100万円
2 大分市 大分市老朽危険空き家等及び準老朽危険空き家等除却促進事業補助金 老朽危険空き家等=除却に要する補助対象経費の1/2以内/準老朽危険空き家等=100分の23以内 老朽危険空き家等=100万円(1敷地につき)/準老朽危険空き家等=50万円
3 豊後高田市 危険な空き家(老朽危険空家等)の解体費用の一部を補助(老朽危険空家等除却費補助金) 2/3(補助対象経費=除却工事費用の10分の8を基礎に、その2/3以内) 50万円
4 日出町 日出町老朽危険空家等除却事業補助金 1/2(補助対象経費=除却費用の10分の8を基礎に、その1/2) 50万円
5 別府市 別府市老朽危険空き家等除却推進事業補助金交付制度 1/2 50万円

日田市、大分市、豊後高田市、日出町、別府市という上位の自治体のうち、大分市だけは老朽危険空き家等か準老朽危険空き家等かで上限額が大きく変わる二段構えの制度です。豊後高田市や日出町のように率は高くても補助対象経費の計算に段階を踏む自治体もあり、率の高さがそのまま受け取れる額の大きさに直結するとは限りません。日田市のように上限額そのものが大きい自治体を除くと、上位でも自己負担の差はそれほど大きくありません。

補助を使うと自己負担はいくら?(木造30坪(約99㎡)で解体費を仮に120万円とした場合の計算例)

ここでの120万円は、上の目安の範囲に入る金額として置いた計算用の仮の金額で、大分県の相場や実際の見積額ではありません。補助額=「解体費×補助率」と「上限額」の低いほうとして、大分県の制度あり7自治体を補助額の大きい順に並べました。

自治体 補助率 上限額 補助額(試算) 自己負担(試算)
別府市 1/2 50万円 50万円 70万円
中津市 1/2 50万円 50万円 70万円
竹田市 1/2 50万円 50万円 70万円
宇佐市 1/2 50万円 50万円 70万円
由布市 1/2 50万円 50万円 70万円
豊後大野市 2/5 50万円 48万円 72万円
大分市 23% 100万円(区分あり) 27.6万円 92.4万円

大分県の7自治体の自己負担(試算)は70万円〜92.4万円に散らばり、70万円台が6自治体と最も多く、50万円以下まで下がる自治体はありません。
※各自治体の公式サイトを2026年9月20日に確認した数値による機械的な計算です。実際の補助額は見積額と自治体の審査で決まります。「区分あり」は最初に書かれた基本区分で計算。載っていない自治体は率か上限が公式サイトに数値で書かれていないものです。

日田市を除くと上限額はほぼ横並びで、別府市や中津市、佐伯市のように率も上限も似た水準の自治体が中位に集まっています。豊後大野市のように率がやや低い自治体や、大分市の準老朽危険空き家等のように率が控えめな区分では、解体費が上がるほど自己負担も重くなりやすい構造です。竹田市のように受付期間の定めがない自治体もあり、試算表の並びと申請のしやすさは同じでない場合があります。

大分県で補助を使うときの落とし穴

大分県では豊後大野市のように受付期間の途中でも戸数の枠が埋まれば締め切られる自治体があり、竹田市のように受付期間の記載自体がなく通年の相談から始まる自治体もあります。臼杵市のように工事を頼める業者を市内に限り、部分的な解体を認めない条件が重なる場合もあります。

  • 着工前申請: 大分県では10自治体が「交付決定前の契約・着工は対象外」と明記しています
  • 今年度の受付終了: 由布市の1自治体。来年度の募集は多くが4〜6月に始まります
  • 先着・抽選: 豊後大野市の1自治体が件数枠を設けています
  • 業者の地域縛り: 臼杵市・津久見市・竹田市・豊後高田市などの5自治体が市内・町内の業者に限定しています
  • 固定資産税: 更地にすると住宅用地の特例が外れ、翌年度から土地の税額が上がることがあります

補助額は見積額で決まる

補助率型では補助額=見積額×補助率(上限あり)。大分県の主流である1/2の制度なら、見積もりが10万円高いだけで自己負担も5万円増えます。申請書に添付する見積書を取る段階で、2〜3社の明細を並べてください。

解体工事比較ナビ

こんな方に 解体を考えていて、頼む業者がまだ決まっていない方

できること 審査を通った解体業者を3〜4社紹介してもらい、見積もりを比べられます。断りの連絡は運営が代行します。

利用は無料。立ち会いなしの現地調査も可と案内されています。運営は株式会社サフタ(2026年9月27日確認)。見積もりの依頼は契約ではありません。

解体せずに売る選択肢

古家付きのまま買い取ってもらえれば解体費そのものが要りません。判断の目安は空き家のまま売れるかどうかの判断へ。

ラクウル(空き家の買取)

こんな方に 解体する前に、古い家のまま売れるかを知りたい方

できること 空き家・中古戸建ての買取を専門にする会社に、無料で査定を頼めます。築年数は問わないと案内されています。買取なので仲介手数料はかかりません。

全国対応。運営は株式会社ネクサスプロパティマネジメント。

よくある質問

大分県で補助金が無い5自治体(杵築市・国東市・姫島村・九重町など)の空き家はどうすればいい?

解体そのものへの補助が無くても、耐震診断・家財処分・空き家バンク登録への補助が別にある場合があります。大分県では制度の有無に関わらず、相見積もりで解体費を適正にすることと、解体せず売る選択肢を比べることが同じように効きます。

大分県で最も手厚い別府市の制度は誰でも使えますか?

別府市の制度は「木造住宅で1年程度空き家で使用していないもの、周辺の住環境を阻害していると判定されたもの、不良住宅と同等であると判定されたもの(市担当者の事前調査による)」が対象で、自治体の判定や認定が前提です。補助率1/2・上限50万円という数字だけで判断せず、別府市の記事で条件を確認してください。

まとめ

  • 大分県の18市区町村のうち13自治体に解体補助があり、上限は50万円〜100万円
  • 解体費を仮に120万円とすると、計算上の補助額が最も大きい別府市で自己負担は約70万円(試算)
  • 同じ計算での自己負担の中央値は70万円。対象になるかは自治体の審査・判定次第

大分県の市区町村ごとの補助金を見る

他の都道府県の解体補助金

本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。

参考文献

  • 各市区町村公式サイト(試算表・トップ5の各自治体のリンク先)
  • HOME4U土地活用「家の解体費用の相場」(2026年3月5日更新) https://land.home4u.jp/guide/land-usage-howto-104-13229
  • LIFULL HOME’S「実家の解体費用はいくら?30坪・50坪などの相場や工事の流れも解説」(2026年1月15日更新) https://www.homes.co.jp/satei/media/entry/202305/demolition
  • イエウール土地活用「家の解体費用は坪単価で計算できる!」(2026年6月8日) https://land.ieul.jp/knowledge/demolition/house/102897/

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この記事を書いた人

たたみさんのアバター たたみさん 実家じまいプロ 編集担当

「実家じまいプロ」の案内人(ペンネーム)。親の家とお墓を片づける手続きを、自治体の公式サイトを1件ずつ確認しながら書いています。窓口の運用は自治体ごとに違うため、申請の前には各自治体への確認をおすすめしています。

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