沖縄県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくらになるか【2026年版】

沖縄県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくら

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沖縄県の41市区町村のうち4自治体に、空き家の解体費用を補助する制度があります(当サイトが各自治体の公式サイトを確認した結果)。解体費を仮に120万円として計算すると、計算上の補助額が最も大きい久米島町(補助率4/5・上限80万円)の制度で、自己負担は約40万円です。補助を受けられるかどうかは久米島町の審査や判定で決まります。

  • 沖縄県の41市区町村を1件ずつ調べた結果、解体補助金があるのは4自治体、無いと確認できたのは37自治体です
  • 上限額は40万円〜80万円(中央値70万円)。補助率は4/5が3自治体で最多
  • 解体費を仮に120万円とした計算では、自己負担は計算上の補助額が最も大きい自治体で約40万円、中央値で約50万円(実際の見積額や補助の決定額ではありません)
  • ただし1自治体は今年度の受付を終了しています。申請は着工前が原則なので、解体を決める前に窓口へ
目次

解体費用の目安(全国を対象にした民間の解説記事より)

出典(更新日) 木造30坪の目安 金額に含まれるもの(出典の説明)
HOME4U土地活用(2026年3月5日更新) 90万〜150万円(坪3万〜5万円) 解体工事の費用。付帯工事・調査費・アスベスト除去は別の費用として説明
LIFULL HOME’S(2026年1月15日更新) 120万〜150万円 解体工事の費用。諸経費・アスベスト撤去・付帯工事は別の費用として説明
イエウール土地活用(2026年6月8日) 建物本体60万〜120万円(坪2万〜4万円)/付帯・処分込みの例 約105万〜170万円 本体の坪単価に、付帯工事・廃棄物処分・諸経費が上乗せされると説明

いずれも全国を対象にした目安で、沖縄県内の実際の見積額を示すものではありません。当サイトでは沖縄県に限った解体費用の相場データを確認できていないため、沖縄県の相場としての数字は載せていません。付帯費用の内訳は空き家解体の費用相場へ。

沖縄県はそもそも解体補助のある自治体自体が少なく、那覇市・沖縄市・久米島町・嘉手納町にとどまります。老朽危険空家型が沖縄市と久米島町、耐震除却型が那覇市、跡地の使い道などを条件にするその他型が嘉手納町という具合に、数少ない事例の中でも型がばらけているのが特徴です。離島を多く抱える県ですが、離島だから制度が薄いとは言い切れず、むしろ本島側の自治体のほうが手をつけていないところが目立ちます。

沖縄県の解体補助金はどんな制度が多い?

制度の型 自治体数 主な対象
老朽危険空家型 2 自治体の判定で「不良住宅」「危険空家」と認められた建物
耐震除却型 1 昭和56年5月以前の旧耐震の木造住宅
特定空家型 0 空家法の「特定空家等」「管理不全空家等」に認定された建物
その他 1 空き家バンク連動・跡地活用条件付きなど

沖縄県では老朽危険空家型が2自治体(沖縄市・久米島町)、耐震除却型が1自治体(那覇市)、その他が1自治体(嘉手納町)です。

補助率 自治体数
4/5 3

補助率が4/5以上と高いのは那覇市・沖縄市・久米島町の3自治体です。

補助が手厚い自治体トップ3(上限額順)

順位 自治体 制度名 補助率 上限額
1 久米島町 久米島町空き家対策総合支援事業補助金活用除却(解体)事業 4/5 80万円
2 沖縄市 令和8年度沖縄市空家等除却費補助金 4/5 70万円
3 那覇市 那覇市不良住宅等除却費補助金・那覇市空家等除却費補助金 不良住宅等除却費補助金=4/5・空家等除却費補助金=2/5 不良住宅等除却費補助金=40万円・空家等除却費補助金=20万円

上位に並ぶ久米島町・沖縄市・那覇市は補助率も上限額も高い一方、久米島町は不良度の判定を先に受ける必要があり、沖縄市は抽選を経てから交付申請に進む決まりです。那覇市も名前の似た二つの制度が並び、どちらに当てはまるかで上限額が大きく変わります。手厚い自治体ほど、たどり着くまでの手順が複雑になっている印象です。

補助を使うと自己負担はいくら?(木造30坪(約99㎡)で解体費を仮に120万円とした場合の計算例)

ここでの120万円は、上の目安の範囲に入る金額として置いた計算用の仮の金額で、沖縄県の相場や実際の見積額ではありません。補助額=「解体費×補助率」と「上限額」の低いほうとして、沖縄県の制度あり3自治体を補助額の大きい順に並べました。

自治体 補助率 上限額 補助額(試算) 自己負担(試算)
久米島町 4/5 80万円 80万円 40万円
沖縄市 4/5 70万円 70万円 50万円
那覇市 4/5 40万円(区分あり) 40万円 80万円

沖縄県の3自治体の自己負担(試算)は40万円〜80万円に散らばり、40万円台が1自治体と最も多く、50万円以下まで下がるのは2自治体です。
※各自治体の公式サイトを2026年9月20日に確認した数値による機械的な計算です。実際の補助額は見積額と自治体の審査で決まります。「区分あり」は最初に書かれた基本区分で計算。載っていない自治体は率か上限が公式サイトに数値で書かれていないものです。

試算表がこれだけ短いのは、そもそも制度がある自治体が少ないからです。久米島町は上限額も補助率も高いために自己負担が最も軽く出ていますが、那覇市は名前の似た制度のうち率も上限も低いほうを基準に計算しているため、同じ表の中でも一番重い側に位置しています。同じ市内でも選ぶ制度によって数字の見え方が変わる点に注意してください。

沖縄県で補助を使うときの落とし穴

沖縄県はそもそも補助のある自治体自体が少なく、沖縄市のように抽選を経てからでないと交付申請に進めない制度や、久米島町のように不良度の判定を先に受ける必要がある制度など、入り口の形が自治体ごとに違います。申し込めばすぐ使える、というものではありません。

  • 着工前申請: 沖縄県では2自治体が「交付決定前の契約・着工は対象外」と明記しています
  • 今年度の受付終了: 久米島町の1自治体。来年度の募集は多くが4〜6月に始まります
  • 先着・抽選: 那覇市・沖縄市の2自治体が件数枠を設けています
  • 固定資産税: 更地にすると住宅用地の特例が外れ、翌年度から土地の税額が上がることがあります

補助額は見積額で決まる

補助率型では補助額=見積額×補助率(上限あり)。沖縄県の主流である4/5の制度なら、見積もりが10万円高いだけで自己負担も2.0万円増えます。申請書に添付する見積書を取る段階で、2〜3社の明細を並べてください。

解体工事比較ナビ

こんな方に 解体を考えていて、頼む業者がまだ決まっていない方

できること 審査を通った解体業者を3〜4社紹介してもらい、見積もりを比べられます。断りの連絡は運営が代行します。

利用は無料。立ち会いなしの現地調査も可と案内されています。運営は株式会社サフタ(2026年9月27日確認)。見積もりの依頼は契約ではありません。

解体せずに売る選択肢

古家付きのまま買い取ってもらえれば解体費そのものが要りません。判断の目安は空き家のまま売れるかどうかの判断へ。

ラクウル(空き家の買取)

こんな方に 解体する前に、古い家のまま売れるかを知りたい方

できること 空き家・中古戸建ての買取を専門にする会社に、無料で査定を頼めます。築年数は問わないと案内されています。買取なので仲介手数料はかかりません。

全国対応。運営は株式会社ネクサスプロパティマネジメント。

よくある質問

沖縄県で補助金が無い37自治体(宜野湾市・石垣市・浦添市・名護市など)の空き家はどうすればいい?

解体そのものへの補助が無くても、耐震診断・家財処分・空き家バンク登録への補助が別にある場合があります。沖縄県では制度の有無に関わらず、相見積もりで解体費を適正にすることと、解体せず売る選択肢を比べることが同じように効きます。

沖縄県で最も手厚い久米島町の制度は誰でも使えますか?

久米島町の制度は「町内に存する1年以上使用されていない空き家で、住宅地区改良法第2条第4号に規定する不良住宅に該当し、不良度評点100点以上のもの(住宅兼店舗の場合は住宅部分が延床面積の1/2以上)」が対象で、自治体の判定や認定が前提です。補助率4/5・上限80万円という数字だけで判断せず、久米島町の記事で条件を確認してください。

まとめ

  • 沖縄県の41市区町村のうち4自治体に解体補助があり、上限は40万円〜80万円
  • 解体費を仮に120万円とすると、計算上の補助額が最も大きい久米島町で自己負担は約40万円(試算)
  • 同じ計算での自己負担の中央値は50万円。対象になるかは自治体の審査・判定次第

沖縄県の市区町村ごとの補助金を見る

他の都道府県の解体補助金

本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。

参考文献

  • 各市区町村公式サイト(試算表・トップ5の各自治体のリンク先)
  • HOME4U土地活用「家の解体費用の相場」(2026年3月5日更新) https://land.home4u.jp/guide/land-usage-howto-104-13229
  • LIFULL HOME’S「実家の解体費用はいくら?30坪・50坪などの相場や工事の流れも解説」(2026年1月15日更新) https://www.homes.co.jp/satei/media/entry/202305/demolition
  • イエウール土地活用「家の解体費用は坪単価で計算できる!」(2026年6月8日) https://land.ieul.jp/knowledge/demolition/house/102897/

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この記事を書いた人

たたみさんのアバター たたみさん 実家じまいプロ 編集担当

「実家じまいプロ」の案内人(ペンネーム)。親の家とお墓を片づける手続きを、自治体の公式サイトを1件ずつ確認しながら書いています。窓口の運用は自治体ごとに違うため、申請の前には各自治体への確認をおすすめしています。

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