広島県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくらになるか【2026年版】

広島県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくら

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広島県の23市区町村のうち20自治体に、空き家の解体費用を補助する制度があります(当サイトが各自治体の公式サイトを確認した結果)。解体費を仮に120万円として計算すると、計算上の補助額が最も大きい竹原市(補助率4/5・上限100万円)の制度で、自己負担は約24万円です。補助を受けられるかどうかは竹原市の審査や判定で決まります。

  • 広島県の23市区町村を1件ずつ調べた結果、解体補助金があるのは20自治体、無いと確認できたのは3自治体です
  • 上限額は10万円〜100万円(中央値50万円)。補助率は1/3が10自治体で最多
  • 解体費を仮に120万円とした計算では、自己負担は計算上の補助額が最も大きい自治体で約24万円、中央値で約80万円(実際の見積額や補助の決定額ではありません)
  • 申請は着工前が原則。契約や工事のあとでは対象外になる自治体がほとんどです
目次

解体費用の目安(全国を対象にした民間の解説記事より)

出典(更新日) 木造30坪の目安 金額に含まれるもの(出典の説明)
HOME4U土地活用(2026年3月5日更新) 90万〜150万円(坪3万〜5万円) 解体工事の費用。付帯工事・調査費・アスベスト除去は別の費用として説明
LIFULL HOME’S(2026年1月15日更新) 120万〜150万円 解体工事の費用。諸経費・アスベスト撤去・付帯工事は別の費用として説明
イエウール土地活用(2026年6月8日) 建物本体60万〜120万円(坪2万〜4万円)/付帯・処分込みの例 約105万〜170万円 本体の坪単価に、付帯工事・廃棄物処分・諸経費が上乗せされると説明

いずれも全国を対象にした目安で、広島県内の実際の見積額を示すものではありません。当サイトでは広島県に限った解体費用の相場データを確認できていないため、広島県の相場としての数字は載せていません。付帯費用の内訳は空き家解体の費用相場へ。

広島県の補助制度はほぼすべてが老朽危険空家型で、危険と判定された建物だけが対象になります。広島市や呉市といった人口の多い自治体から、竹原市や世羅町のような山間部・島しょ部の自治体まで幅広く制度がありますが、瀬戸内海に浮かぶ江田島市のように業者や手続きの条件が本土の自治体と違うところもあります。補助率は控えめな区分が主流で、竹原市や世羅町のように高い区分を用意する自治体はむしろ少数派です。

広島県の解体補助金はどんな制度が多い?

制度の型 自治体数 主な対象
老朽危険空家型 20 自治体の判定で「不良住宅」「危険空家」と認められた建物
耐震除却型 0 昭和56年5月以前の旧耐震の木造住宅
特定空家型 0 空家法の「特定空家等」「管理不全空家等」に認定された建物
その他 0 空き家バンク連動・跡地活用条件付きなど

広島県では老朽危険空家型が20自治体(広島市・呉市・竹原市など)です。

補助率 自治体数
1/3 10
4/5 5
2/3 1
1/10 1
1/2 1
3/10 1

補助率が4/5以上と高いのは呉市・竹原市・三原市・北広島町・世羅町の5自治体です。

補助が手厚い自治体トップ5(上限額順)

順位 自治体 制度名 補助率 上限額
1 竹原市 竹原市特定空家等及び不良空き家除却支援事業 特定空家等=市民税非課税世帯等4/5・その他1/2 / 不良空き家=市民税非課税世帯等1/2・その他1/3 特定空家等=市民税非課税世帯等100万円・その他50万円 / 不良空き家=市民税非課税世帯等50万円・その他30万円
2 世羅町 世羅町老朽住宅除却等事業費補助金 10分の8(80%) 100万円
3 尾道市 尾道市特定空家等及び不良空き家除却支援事業補助金 除却工事費の3分の2(または標準除却費に10分の8を乗じた額の3分の2) 60万円
4 三原市 三原市老朽危険空き家除却補助事業 補助対象経費の5分の4 50万円(国土交通大臣が定める標準除却費を上限として算定)
5 広島市 広島市老朽危険空家等除却補助制度 工事費の1/3(国が定める木造36,000円/㎡・非木造51,000円/㎡の除却費単価×延べ面積の8割と比較していずれか低い額) 50万円

上限額で並べると竹原市・世羅町・尾道市・三原市・広島市が並びますが、竹原市は特定空家等かどうか、さらに住民税が非課税の世帯かどうかで補助の区分が分かれます。広島市も国が定める単価との比較で決まる仕組みで、単純な掛け算では出ません。表の上限額はあくまで最も条件がそろった場合の数字なので、自分の家がどの区分に当てはまるかを先に確かめたほうが現実的です。

補助を使うと自己負担はいくら?(木造30坪(約99㎡)で解体費を仮に120万円とした場合の計算例)

ここでの120万円は、上の目安の範囲に入る金額として置いた計算用の仮の金額で、広島県の相場や実際の見積額ではありません。補助額=「解体費×補助率」と「上限額」の低いほうとして、広島県の制度あり16自治体を補助額の大きい順に並べました。

自治体 補助率 上限額 補助額(試算) 自己負担(試算)
竹原市 4/5 100万円(区分あり) 96万円 24万円
世羅町 4/5 100万円(区分あり) 96万円 24万円
北広島町 4/5 記載なし(率のみで試算) 96万円 24万円
三原市 4/5 50万円 50万円 70万円
福山市 1/3 50万円 40万円 80万円
三次市 1/3 50万円 40万円 80万円
東広島市 1/3 50万円 40万円 80万円
廿日市市 1/3 50万円(区分あり) 40万円 80万円
神石高原町 1/3 50万円 40万円 80万円
府中市 1/3 30万円 30万円 90万円
庄原市 1/3 30万円 30万円 90万円
安芸高田市 1/3 30万円 30万円 90万円
坂町 1/2 30万円(区分あり) 30万円 90万円
安芸太田町 1/3 30万円 30万円 90万円
大崎上島町 3/10 30万円(区分あり) 30万円 90万円

広島県の16自治体の自己負担(試算)は24万円〜110万円に散らばり、90万円台が6自治体と最も多く、50万円以下まで下がるのは3自治体です。
※各自治体の公式サイトを2026年9月20日に確認した数値による機械的な計算です。実際の補助額は見積額と自治体の審査で決まります。「区分あり」は最初に書かれた基本区分で計算。載っていない自治体は率か上限が公式サイトに数値で書かれていないものです。

広島県の試算表では、竹原市や世羅町のように高い区分の率で決まる自治体と、広島市や福山市のように上限額で頭打ちになる自治体が混在しています。同じ自己負担に見えても、前者は見積額が下がれば負担もさらに軽くなり、後者は見積額が上がっても負担は変わりません。自分の解体費がどちら寄りかで、相見積もりの効き方が変わってきます。

残り1自治体を含む全制度は広島県の空き家解体補助金一覧へ。

広島県で補助を使うときの落とし穴

広島県では、竹原市のように市内に事務所がある業者への依頼が条件になる自治体があります。また広島市は申請できる期間が短く区切られており、呉市も認定を受けてから交付申請までの期限が短めです。制度ごとに締切と業者条件が違うので、動き出す前に一度整理しておく必要があります。

  • 着工前申請: 広島県では16自治体が「交付決定前の契約・着工は対象外」と明記しています
  • 先着・抽選: 広島市・大竹市の2自治体が件数枠を設けています
  • 業者の地域縛り: 竹原市・三原市・尾道市・江田島市などの6自治体が市内・町内の業者に限定しています
  • 固定資産税: 更地にすると住宅用地の特例が外れ、翌年度から土地の税額が上がることがあります

補助額は見積額で決まる

補助率型では補助額=見積額×補助率(上限あり)。広島県の主流である1/3の制度なら、見積もりが10万円高いだけで自己負担も6.7万円増えます。申請書に添付する見積書を取る段階で、2〜3社の明細を並べてください。

解体工事比較ナビ

こんな方に 解体を考えていて、頼む業者がまだ決まっていない方

できること 審査を通った解体業者を3〜4社紹介してもらい、見積もりを比べられます。断りの連絡は運営が代行します。

利用は無料。立ち会いなしの現地調査も可と案内されています。運営は株式会社サフタ(2026年9月27日確認)。見積もりの依頼は契約ではありません。

解体せずに売る選択肢

古家付きのまま買い取ってもらえれば解体費そのものが要りません。判断の目安は空き家のまま売れるかどうかの判断へ。

ラクウル(空き家の買取)

こんな方に 解体する前に、古い家のまま売れるかを知りたい方

できること 空き家・中古戸建ての買取を専門にする会社に、無料で査定を頼めます。築年数は問わないと案内されています。買取なので仲介手数料はかかりません。

全国対応。運営は株式会社ネクサスプロパティマネジメント。

よくある質問

広島県で補助金が無い3自治体(府中町・海田町・熊野町)の空き家はどうすればいい?

解体そのものへの補助が無くても、耐震診断・家財処分・空き家バンク登録への補助が別にある場合があります。広島県では制度の有無に関わらず、相見積もりで解体費を適正にすることと、解体せず売る選択肢を比べることが同じように効きます。

広島県で最も手厚い竹原市の制度は誰でも使えますか?

竹原市の制度は「1年以上居住されていない一戸建て・長屋・共同住宅・併用住宅のうち、老朽化して倒壊や一部崩落のおそれのある「特定空家等」または「不良空き家」」が対象で、自治体の判定や認定が前提です。補助率4/5・上限100万円という数字だけで判断せず、竹原市の記事で条件を確認してください。

まとめ

  • 広島県の23市区町村のうち20自治体に解体補助があり、上限は10万円〜100万円
  • 解体費を仮に120万円とすると、計算上の補助額が最も大きい竹原市で自己負担は約24万円(試算)
  • 同じ計算での自己負担の中央値は80万円。対象になるかは自治体の審査・判定次第

広島県の市区町村ごとの補助金を見る

他の都道府県の解体補助金

本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。

参考文献

  • 各市区町村公式サイト(試算表・トップ5の各自治体のリンク先)
  • HOME4U土地活用「家の解体費用の相場」(2026年3月5日更新) https://land.home4u.jp/guide/land-usage-howto-104-13229
  • LIFULL HOME’S「実家の解体費用はいくら?30坪・50坪などの相場や工事の流れも解説」(2026年1月15日更新) https://www.homes.co.jp/satei/media/entry/202305/demolition
  • イエウール土地活用「家の解体費用は坪単価で計算できる!」(2026年6月8日) https://land.ieul.jp/knowledge/demolition/house/102897/

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この記事を書いた人

たたみさんのアバター たたみさん 実家じまいプロ 編集担当

「実家じまいプロ」の案内人(ペンネーム)。親の家とお墓を片づける手続きを、自治体の公式サイトを1件ずつ確認しながら書いています。窓口の運用は自治体ごとに違うため、申請の前には各自治体への確認をおすすめしています。

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