福井県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくらになるか【2026年版】

福井県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくら

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福井県の17市区町村のうち15自治体に、空き家の解体費用を補助する制度があります(当サイトが各自治体の公式サイトを確認した結果)。解体費を仮に120万円として計算すると、計算上の補助額が最も大きい南越前町(補助率4/5・上限550万円)の制度で、自己負担は約24万円です。補助を受けられるかどうかは南越前町の審査や判定で決まります。

  • 福井県の17市区町村を1件ずつ調べた結果、解体補助金があるのは15自治体、無いと確認できたのは2自治体です
  • 上限額は30万円〜550万円(中央値50万円)。補助率は1/3が7自治体で最多
  • 解体費を仮に120万円とした計算では、自己負担は計算上の補助額が最も大きい自治体で約24万円、中央値で約75万円(実際の見積額や補助の決定額ではありません)
  • 申請は着工前が原則。契約や工事のあとでは対象外になる自治体がほとんどです
目次

解体費用の目安(全国を対象にした民間の解説記事より)

出典(更新日) 木造30坪の目安 金額に含まれるもの(出典の説明)
HOME4U土地活用(2026年3月5日更新) 90万〜150万円(坪3万〜5万円) 解体工事の費用。付帯工事・調査費・アスベスト除去は別の費用として説明
LIFULL HOME’S(2026年1月15日更新) 120万〜150万円 解体工事の費用。諸経費・アスベスト撤去・付帯工事は別の費用として説明
イエウール土地活用(2026年6月8日) 建物本体60万〜120万円(坪2万〜4万円)/付帯・処分込みの例 約105万〜170万円 本体の坪単価に、付帯工事・廃棄物処分・諸経費が上乗せされると説明

いずれも全国を対象にした目安で、福井県内の実際の見積額を示すものではありません。当サイトでは福井県に限った解体費用の相場データを確認できていないため、福井県の相場としての数字は載せていません。付帯費用の内訳は空き家解体の費用相場へ。

福井県は耐震除却型が主流で、福井市や敦賀市、大野市のように旧耐震基準の住宅を対象にする自治体が目立ちます。老朽危険空家型は小浜市や美浜町、高浜町など若狭湾に面した嶺南地域に多く、建物の傷み具合をみて判定する運用です。南越前町のように年度を区切って上限額を大きく拡充している自治体もあり、豪雪地帯を抱える福井県では制度の見直しがいまも続いているので、内容をそのつど確認する必要があります。

福井県の解体補助金はどんな制度が多い?

制度の型 自治体数 主な対象
老朽危険空家型 5 自治体の判定で「不良住宅」「危険空家」と認められた建物
耐震除却型 10 昭和56年5月以前の旧耐震の木造住宅
特定空家型 0 空家法の「特定空家等」「管理不全空家等」に認定された建物
その他 0 空き家バンク連動・跡地活用条件付きなど

福井県では耐震除却型が10自治体(福井市・敦賀市・大野市など)、老朽危険空家型が5自治体(小浜市・美浜町・高浜町など)です。

補助率 自治体数
1/3 7
1/2 5
4/5 1
3/4 1

補助率が4/5以上と高いのは南越前町の1自治体です。

補助が手厚い自治体トップ5(上限額順)

順位 自治体 制度名 補助率 上限額
1 南越前町 空き家等解体及び撤去事業補助金制度 特定空家・管理不全空家=補助対象経費の4/5以内(令和9年度まで)/それ以外の対象空き家=補助対象経費の1/3以内 特定空家・管理不全空家=550万円(令和9年度まで拡充)/それ以外の対象空き家=30万円(条件により加算あり)
2 高浜町 高浜町老朽危険空き家等除却支援事業【令和8年度募集開始】 老朽危険空き家=対象工事費の3/4/準老朽危険空き家・その他の空き家=対象工事費の1/2 老朽危険空き家=150万円/準老朽危険空き家=100万円/その他の空き家=50万円(構造が木造以外、延べ床面積200平方メートル以上、道路幅員3m未満のいずれかに該当する場合は80万円)
3 美浜町 老朽危険空家等解体撤去補助事業 対象工事費の1/3以内 特定空家=通常補助上限100万円、加算上限50万円/準特定空家=通常補助上限60万円、加算上限30万円/倉庫・蔵等=通常補助上限60万円、加算上限30万円(加算該当時に合計額がいくらになるかはページ本文に明記なし)
4 越前町 空き家等除却支援事業補助金【令和7~9年度時限的拡充】 解体工事費用・家財道具等処分費用それぞれ1/2以内 老朽空き家=解体70万円(加算要件該当時120万円)・家財処分20万円/準老朽空き家=解体40万円(加算要件該当時70万円)・家財処分10万円(令和7~9年度の時限拡充。通常は老朽50万円/100万円、準老朽30万円/60万円)
5 越前市 越前市老朽危険空家解体撤去事業補助金 補助対象経費の1/3 老朽危険空家の解体撤去=最大70万円/準老朽危険空家の解体撤去=最大50万円(要件該当時、基本額の最大額にさらに30万円加算可)

南越前町や高浜町、美浜町は、建物の危険度の判定によって上限額が何段階にも分かれ、区分が一つ違うだけで受け取れる額が大きく変わります。越前町や越前市のように期間を区切って上限を引き上げている自治体もあり、上位に並ぶ理由は自治体ごとに異なります。金額の高さだけで選ばず、自分の建物がどの区分に入りそうかを先に確認してください。

補助を使うと自己負担はいくら?(木造30坪(約99㎡)で解体費を仮に120万円とした場合の計算例)

ここでの120万円は、上の目安の範囲に入る金額として置いた計算用の仮の金額で、福井県の相場や実際の見積額ではありません。補助額=「解体費×補助率」と「上限額」の低いほうとして、福井県の制度あり14自治体を補助額の大きい順に並べました。

自治体 補助率 上限額 補助額(試算) 自己負担(試算)
南越前町 4/5 550万円(区分あり) 96万円 24万円
高浜町 3/4 150万円(区分あり) 90万円 30万円
越前町 1/2 70万円(区分あり) 60万円 60万円
福井市 1/2 50万円(区分あり) 50万円 70万円
敦賀市 1/2 50万円(区分あり) 50万円 70万円
鯖江市 1/2 50万円(区分あり) 50万円 70万円
おおい町 1/2 50万円(区分あり) 50万円 70万円
美浜町 1/3 100万円(区分あり) 40万円 80万円
越前市 1/3 70万円(区分あり) 40万円 80万円
小浜市 1/3 50万円(区分あり) 40万円 80万円
大野市 1/3 50万円(区分あり) 40万円 80万円
勝山市 1/3 50万円(区分あり) 40万円 80万円
永平寺町 1/3 記載なし(率のみで試算) 40万円 80万円
坂井市 1/3 30万円(区分あり) 30万円 90万円

福井県の14自治体の自己負担(試算)は24万円〜90万円に散らばり、80万円台が6自治体と最も多く、50万円以下まで下がるのは2自治体です。
※各自治体の公式サイトを2026年9月20日に確認した数値による機械的な計算です。実際の補助額は見積額と自治体の審査で決まります。「区分あり」は最初に書かれた基本区分で計算。載っていない自治体は率か上限が公式サイトに数値で書かれていないものです。

福井県の試算表は、南越前町のように区分次第で上限が跳ね上がる自治体と、越前市のように加算条件を満たして初めて上限に近づく自治体が混在しています。同じ自己負担の欄にいても、たどり着き方が区分によるものか加算によるものかで、必要な手続きの重さは変わってきます。

福井県で補助を使うときの落とし穴

福井県では南越前町のように、認定される区分によって使える上限額の差がとても大きい自治体があります。美浜町のように、補助を受けたあと一定の期間は土地を家族以外に譲らないと約束できる人でなければ申請できない制度もあり、将来の売却予定がある方には向かない場合があります。

  • 着工前申請: 福井県では13自治体が「交付決定前の契約・着工は対象外」と明記しています
  • 先着・抽選: 美浜町の1自治体が件数枠を設けています
  • 業者の地域縛り: 福井市・大野市・勝山市・美浜町などの6自治体が市内・町内の業者に限定しています
  • 固定資産税: 更地にすると住宅用地の特例が外れ、翌年度から土地の税額が上がることがあります

補助額は見積額で決まる

補助率型では補助額=見積額×補助率(上限あり)。福井県の主流である1/3の制度なら、見積もりが10万円高いだけで自己負担も6.7万円増えます。申請書に添付する見積書を取る段階で、2〜3社の明細を並べてください。

解体工事比較ナビ

こんな方に 解体を考えていて、頼む業者がまだ決まっていない方

できること 審査を通った解体業者を3〜4社紹介してもらい、見積もりを比べられます。断りの連絡は運営が代行します。

利用は無料。立ち会いなしの現地調査も可と案内されています。運営は株式会社サフタ(2026年9月27日確認)。見積もりの依頼は契約ではありません。

解体せずに売る選択肢

古家付きのまま買い取ってもらえれば解体費そのものが要りません。判断の目安は空き家のまま売れるかどうかの判断へ。

ラクウル(空き家の買取)

こんな方に 解体する前に、古い家のまま売れるかを知りたい方

できること 空き家・中古戸建ての買取を専門にする会社に、無料で査定を頼めます。築年数は問わないと案内されています。買取なので仲介手数料はかかりません。

全国対応。運営は株式会社ネクサスプロパティマネジメント。

よくある質問

福井県で補助金が無い2自治体(あわら市・池田町)の空き家はどうすればいい?

解体そのものへの補助が無くても、耐震診断・家財処分・空き家バンク登録への補助が別にある場合があります。福井県では制度の有無に関わらず、相見積もりで解体費を適正にすることと、解体せず売る選択肢を比べることが同じように効きます。

福井県で最も手厚い南越前町の制度は誰でも使えますか?

南越前町の制度は「特定空家・管理不全空家(南越前町空家等対策推進協議会が認定)、自然災害(雪害・地震・風水害・土砂災害等)で被害が生じ緊急的・予防的な除却を要する空き家等、昭和56年5月31日以前着工・建築の木造空家等で構造の腐朽・破損等が認められるもの」が対象で、自治体の判定や認定が前提です。補助率4/5・上限550万円という数字だけで判断せず、南越前町の記事で条件を確認してください。

まとめ

  • 福井県の17市区町村のうち15自治体に解体補助があり、上限は30万円〜550万円
  • 解体費を仮に120万円とすると、計算上の補助額が最も大きい南越前町で自己負担は約24万円(試算)
  • 同じ計算での自己負担の中央値は75万円。対象になるかは自治体の審査・判定次第

福井県の市区町村ごとの補助金を見る

他の都道府県の解体補助金

本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。

参考文献

  • 各市区町村公式サイト(試算表・トップ5の各自治体のリンク先)
  • HOME4U土地活用「家の解体費用の相場」(2026年3月5日更新) https://land.home4u.jp/guide/land-usage-howto-104-13229
  • LIFULL HOME’S「実家の解体費用はいくら?30坪・50坪などの相場や工事の流れも解説」(2026年1月15日更新) https://www.homes.co.jp/satei/media/entry/202305/demolition
  • イエウール土地活用「家の解体費用は坪単価で計算できる!」(2026年6月8日) https://land.ieul.jp/knowledge/demolition/house/102897/

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この記事を書いた人

たたみさんのアバター たたみさん 実家じまいプロ 編集担当

「実家じまいプロ」の案内人(ペンネーム)。親の家とお墓を片づける手続きを、自治体の公式サイトを1件ずつ確認しながら書いています。窓口の運用は自治体ごとに違うため、申請の前には各自治体への確認をおすすめしています。

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