宮崎県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくらになるか【2026年版】

宮崎県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくら

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宮崎県の26市区町村のうち13自治体に、空き家の解体費用を補助する制度があります(当サイトが各自治体の公式サイトを確認した結果)。解体費を仮に120万円として計算すると、計算上の補助額が最も大きい高鍋町(補助率4/5・上限80万円)の制度で、自己負担は約40万円です。補助を受けられるかどうかは高鍋町の審査や判定で決まります。

  • 宮崎県の26市区町村を1件ずつ調べた結果、解体補助金があるのは13自治体、無いと確認できたのは13自治体です
  • 上限額は10万円〜100万円(中央値50万円)。補助率は1/2が4自治体で最多
  • 解体費を仮に120万円とした計算では、自己負担は計算上の補助額が最も大きい自治体で約40万円、中央値で約70万円(実際の見積額や補助の決定額ではありません)
  • ただし1自治体は今年度の受付を終了しています。申請は着工前が原則なので、解体を決める前に窓口へ
目次

解体費用の目安(全国を対象にした民間の解説記事より)

出典(更新日) 木造30坪の目安 金額に含まれるもの(出典の説明)
HOME4U土地活用(2026年3月5日更新) 90万〜150万円(坪3万〜5万円) 解体工事の費用。付帯工事・調査費・アスベスト除去は別の費用として説明
LIFULL HOME’S(2026年1月15日更新) 120万〜150万円 解体工事の費用。諸経費・アスベスト撤去・付帯工事は別の費用として説明
イエウール土地活用(2026年6月8日) 建物本体60万〜120万円(坪2万〜4万円)/付帯・処分込みの例 約105万〜170万円 本体の坪単価に、付帯工事・廃棄物処分・諸経費が上乗せされると説明

いずれも全国を対象にした目安で、宮崎県内の実際の見積額を示すものではありません。当サイトでは宮崎県に限った解体費用の相場データを確認できていないため、宮崎県の相場としての数字は載せていません。付帯費用の内訳は空き家解体の費用相場へ。

宮崎県は老朽危険空家型が中心で、宮崎市や都城市、延岡市など沿岸部の大きな市もこの型に含まれます。日之影町や高千穂町のような山間部の町では、住民票の所在地や立地によって上限額や補助率そのものが変わる制度が目立ち、都農町のように立地条件で率が変わる仕組みもあります。西都市や日之影町は耐震除却型を採るなど、山間と沿岸で対象の絞り方が違うのも宮崎県らしいところです。

宮崎県の解体補助金はどんな制度が多い?

制度の型 自治体数 主な対象
老朽危険空家型 10 自治体の判定で「不良住宅」「危険空家」と認められた建物
耐震除却型 2 昭和56年5月以前の旧耐震の木造住宅
特定空家型 1 空家法の「特定空家等」「管理不全空家等」に認定された建物
その他 0 空き家バンク連動・跡地活用条件付きなど

宮崎県では老朽危険空家型が10自治体(宮崎市・都城市・延岡市など)、耐震除却型が2自治体(西都市・日之影町)、特定空家型が1自治体(椎葉村)です。

補助率 自治体数
1/2 4
4/5 4
1/3 3
3/10 1

補助率が4/5以上と高いのは延岡市・三股町・高鍋町・美郷町の4自治体です。

補助が手厚い自治体トップ5(上限額順)

順位 自治体 制度名 補助率 上限額
1 美郷町 美郷町老朽危険家屋等除却推進事業(補助金交付要綱名は美郷町老朽危険家屋等除却促進事業補助金交付要綱) 不良住宅=10分の8/その他建築物=1/2 不良住宅=100万円/その他建築物=50万円
2 高鍋町 高鍋町老朽危険空き家等除却推進補助金 10分の8 80万円
3 都城市 不良空き家の解体工事費用を補助します!! 1/2 75万円(不良空き家判定を受けてから3年以内に解体する場合)/50万円(3年を超える場合)
4 延岡市 不良空家の除却に対する補助事業(R8) 見積額(税抜)と国基準の標準解体単価を比較し、安い方の金額の80% 1号不良空家=60万円/2号不良空家(建替困難地・狭隘道路・離島)=100万円
5 川南町 川南町空家等除却事業(単独事業) 1/2 60万円

美郷町、高鍋町、都城市、延岡市、川南町という上位の自治体では、延岡市のように離島や狭い道路といった立地条件で上限額が変わったり、都城市のように判定を受けてから解体までの年数で上限が下がったりする仕組みが共通しています。美郷町のように建物の種類によって率も上限も分かれる制度もあり、上位に載っているからといって一律の額が保証されているわけではありません。自分の家がどの区分に当てはまるかを判定より前に確かめる必要があります。

補助を使うと自己負担はいくら?(木造30坪(約99㎡)で解体費を仮に120万円とした場合の計算例)

ここでの120万円は、上の目安の範囲に入る金額として置いた計算用の仮の金額で、宮崎県の相場や実際の見積額ではありません。補助額=「解体費×補助率」と「上限額」の低いほうとして、宮崎県の制度あり9自治体を補助額の大きい順に並べました。

自治体 補助率 上限額 補助額(試算) 自己負担(試算)
高鍋町 4/5 80万円 80万円 40万円
都城市 1/2 75万円(区分あり) 60万円 60万円
延岡市 4/5 60万円(区分あり) 60万円 60万円
川南町 1/2 60万円 60万円 60万円
高千穂町 1/2 50万円 50万円 70万円
宮崎市 1/2 40万円 40万円 80万円
都農町 1/3 40万円(区分あり) 40万円 80万円
西都市 1/3 30万円 30万円 90万円
日之影町 1/3 30万円(区分あり) 30万円 90万円

宮崎県の9自治体の自己負担(試算)は40万円〜90万円に散らばり、60万円台が3自治体と最も多く、50万円以下まで下がるのは1自治体です。
※各自治体の公式サイトを2026年9月20日に確認した数値による機械的な計算です。実際の補助額は見積額と自治体の審査で決まります。「区分あり」は最初に書かれた基本区分で計算。載っていない自治体は率か上限が公式サイトに数値で書かれていないものです。

美郷町のように率も上限額も高い自治体は突出して自己負担が低くなりますが、高鍋町のように率は同じくらい高くても上限額が控えめな自治体では自己負担がやや重くなります。宮崎市や都農町のように率が低めの自治体では、上限額まで届かず解体費に比例して自己負担が増える構造です。中位の額に自治体が集まりやすいのは、県内で率が中程度の制度を採る自治体が多いためです。

宮崎県で補助を使うときの落とし穴

宮崎県では日之影町のように住民票の場所で上限額が変わったり、延岡市のように所得の条件が付いたりする自治体があります。都農町のように立地によって補助率そのものが変わる制度もあり、自分の家がどの区分に当たるかは事前判定を受けるまで分からないことが多いです。

  • 着工前申請: 宮崎県では8自治体が「交付決定前の契約・着工は対象外」と明記しています
  • 今年度の受付終了: 高鍋町の1自治体。来年度の募集は多くが4〜6月に始まります
  • 先着・抽選: 宮崎市・都城市の2自治体が件数枠を設けています
  • 業者の地域縛り: 延岡市・西都市・川南町・都農町の4自治体が市内・町内の業者に限定しています
  • 固定資産税: 更地にすると住宅用地の特例が外れ、翌年度から土地の税額が上がることがあります

補助額は見積額で決まる

補助率型では補助額=見積額×補助率(上限あり)。宮崎県の主流である1/2の制度なら、見積もりが10万円高いだけで自己負担も5万円増えます。申請書に添付する見積書を取る段階で、2〜3社の明細を並べてください。

解体工事比較ナビ

こんな方に 解体を考えていて、頼む業者がまだ決まっていない方

できること 審査を通った解体業者を3〜4社紹介してもらい、見積もりを比べられます。断りの連絡は運営が代行します。

利用は無料。立ち会いなしの現地調査も可と案内されています。運営は株式会社サフタ(2026年9月27日確認)。見積もりの依頼は契約ではありません。

解体せずに売る選択肢

古家付きのまま買い取ってもらえれば解体費そのものが要りません。判断の目安は空き家のまま売れるかどうかの判断へ。

ラクウル(空き家の買取)

こんな方に 解体する前に、古い家のまま売れるかを知りたい方

できること 空き家・中古戸建ての買取を専門にする会社に、無料で査定を頼めます。築年数は問わないと案内されています。買取なので仲介手数料はかかりません。

全国対応。運営は株式会社ネクサスプロパティマネジメント。

よくある質問

宮崎県で補助金が無い13自治体(日南市・小林市・串間市・えびの市など)の空き家はどうすればいい?

解体そのものへの補助が無くても、耐震診断・家財処分・空き家バンク登録への補助が別にある場合があります。宮崎県では制度の有無に関わらず、相見積もりで解体費を適正にすることと、解体せず売る選択肢を比べることが同じように効きます。

宮崎県で最も手厚い高鍋町の制度は誰でも使えますか?

高鍋町の制度は「町内に所在する老朽化した危険な空き家等(事前判定が必要)」が対象で、自治体の判定や認定が前提です。補助率4/5・上限80万円という数字だけで判断せず、高鍋町の記事で条件を確認してください。

まとめ

  • 宮崎県の26市区町村のうち13自治体に解体補助があり、上限は10万円〜100万円
  • 解体費を仮に120万円とすると、計算上の補助額が最も大きい高鍋町で自己負担は約40万円(試算)
  • 同じ計算での自己負担の中央値は70万円。対象になるかは自治体の審査・判定次第

宮崎県の市区町村ごとの補助金を見る

他の都道府県の解体補助金

本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。

参考文献

  • 各市区町村公式サイト(試算表・トップ5の各自治体のリンク先)
  • HOME4U土地活用「家の解体費用の相場」(2026年3月5日更新) https://land.home4u.jp/guide/land-usage-howto-104-13229
  • LIFULL HOME’S「実家の解体費用はいくら?30坪・50坪などの相場や工事の流れも解説」(2026年1月15日更新) https://www.homes.co.jp/satei/media/entry/202305/demolition
  • イエウール土地活用「家の解体費用は坪単価で計算できる!」(2026年6月8日) https://land.ieul.jp/knowledge/demolition/house/102897/

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この記事を書いた人

たたみさんのアバター たたみさん 実家じまいプロ 編集担当

「実家じまいプロ」の案内人(ペンネーム)。親の家とお墓を片づける手続きを、自治体の公式サイトを1件ずつ確認しながら書いています。窓口の運用は自治体ごとに違うため、申請の前には各自治体への確認をおすすめしています。

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