青森県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくらになるか【2026年版】

青森県の空き家解体費用|相場と補助金で実質いくら

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青森県の40市区町村のうち28自治体に、空き家の解体費用を補助する制度があります(当サイトが各自治体の公式サイトを確認した結果)。解体費を仮に120万円として計算すると、計算上の補助額が最も大きい五戸町(補助率4/5・上限160万円)の制度で、自己負担は約24万円です。補助を受けられるかどうかは五戸町の審査や判定で決まります。

  • 青森県の40市区町村を1件ずつ調べた結果、解体補助金があるのは28自治体、無いと確認できたのは12自治体です
  • 上限額は20万円〜160万円(中央値50万円)。補助率は1/2が10自治体で最多
  • 解体費を仮に120万円とした計算では、自己負担は計算上の補助額が最も大きい自治体で約24万円、中央値で約75万円(実際の見積額や補助の決定額ではありません)
  • ただし3自治体は今年度の受付を終了しています。申請は着工前が原則なので、解体を決める前に窓口へ
目次

解体費用の目安(全国を対象にした民間の解説記事より)

出典(更新日) 木造30坪の目安 金額に含まれるもの(出典の説明)
HOME4U土地活用(2026年3月5日更新) 90万〜150万円(坪3万〜5万円) 解体工事の費用。付帯工事・調査費・アスベスト除去は別の費用として説明
LIFULL HOME’S(2026年1月15日更新) 120万〜150万円 解体工事の費用。諸経費・アスベスト撤去・付帯工事は別の費用として説明
イエウール土地活用(2026年6月8日) 建物本体60万〜120万円(坪2万〜4万円)/付帯・処分込みの例 約105万〜170万円 本体の坪単価に、付帯工事・廃棄物処分・諸経費が上乗せされると説明

いずれも全国を対象にした目安で、青森県内の実際の見積額を示すものではありません。当サイトでは青森県に限った解体費用の相場データを確認できていないため、青森県の相場としての数字は載せていません。付帯費用の内訳は空き家解体の費用相場へ。

青森県では老朽危険空家型が最も多く、青森市や弘前市、八戸市のような人口の多い自治体もこの型でまとめられています。その他に分類される三沢市やむつ市、今別町は、空き家バンクや移住施策と組み合わせた独自の枠を持っているのが特徴です。蓬田村や鰺ヶ沢町、深浦町のように特定空家型として空家法の認定を前提にする自治体もあり、下北半島や津軽半島の過疎地域ほど独自色の強い制度になっています。

青森県の解体補助金はどんな制度が多い?

制度の型 自治体数 主な対象
老朽危険空家型 16 自治体の判定で「不良住宅」「危険空家」と認められた建物
耐震除却型 0 昭和56年5月以前の旧耐震の木造住宅
特定空家型 3 空家法の「特定空家等」「管理不全空家等」に認定された建物
その他 9 空き家バンク連動・跡地活用条件付きなど

青森県では老朽危険空家型が16自治体(青森市・弘前市・八戸市など)、その他が9自治体(三沢市・むつ市・今別町など)、特定空家型が3自治体(蓬田村・鰺ヶ沢町・深浦町)です。

補助率 自治体数
1/2 10
4/5 7
2/5 2
1/5 2
1/3 2
1/10 1

補助率が4/5以上と高いのは弘前市・八戸市・むつ市・板柳町・六戸町などの7自治体です。

補助が手厚い自治体トップ5(上限額順)

順位 自治体 制度名 補助率 上限額
1 五戸町 五戸町危険空き家解体費用補助金 10分の8 商業地域=160万円/その他の区域=80万円
2 六ヶ所村 六ヶ所村空家等除却補助金(空家等除却支援事業) 通常=1/2、管理不全空家等(勧告を受けたもの)=1/3、特定空家等に認定されたもの=1/6 通常=150万円、管理不全空家等=90万円、特定空家等=50万円
3 六戸町 六戸町老朽危険空き家除却事業費補助金 「除却工事費」または「標準除却費の10分の8」のいずれか低い額に3分の2を乗じた額 80万円
4 弘前市 令和8年度弘前市老朽空き家等除却促進事業費補助金 80% 50万円
5 板柳町 板柳町空家等除却促進事業費補助金 5分の4 50万円

五戸町や六ヶ所村は、立地や空家法の認定の重さによって上限額が何段階にも分かれており、同じ制度の中でも当てはまる条件次第で受け取れる額の差が大きくなります。六戸町や弘前市のように、期限を区切った単年度の要綱として運用されている自治体もあり、上限額だけでなく制度がいつまで続くかも見ておく必要があります。

補助を使うと自己負担はいくら?(木造30坪(約99㎡)で解体費を仮に120万円とした場合の計算例)

ここでの120万円は、上の目安の範囲に入る金額として置いた計算用の仮の金額で、青森県の相場や実際の見積額ではありません。補助額=「解体費×補助率」と「上限額」の低いほうとして、青森県の制度あり22自治体を補助額の大きい順に並べました。

自治体 補助率 上限額 補助額(試算) 自己負担(試算)
五戸町 4/5 160万円(区分あり) 96万円 24万円
六ヶ所村 1/2 150万円(区分あり) 60万円 60万円
七戸町 1/2 記載なし(率のみで試算) 60万円 60万円
風間浦村 1/2 記載なし(率のみで試算) 60万円 60万円
弘前市 4/5 50万円 50万円 70万円
平川市 1/2 50万円(区分あり) 50万円 70万円
鰺ヶ沢町 1/2 50万円 50万円 70万円
藤崎町 1/2 50万円 50万円 70万円
大鰐町 1/2 50万円 50万円 70万円
板柳町 4/5 50万円 50万円 70万円
野辺地町 1/2 50万円 50万円 70万円
八戸市 4/5 40万円(区分あり) 40万円 80万円
平内町 1/2 40万円 40万円 80万円
今別町 1/3 記載なし(率のみで試算)(区分あり) 40万円 80万円
青森市 1/2 30万円 30万円 90万円

青森県の22自治体の自己負担(試算)は24万円〜108万円に散らばり、70万円台が7自治体と最も多く、50万円以下まで下がるのは1自治体です。
※各自治体の公式サイトを2026年9月20日に確認した数値による機械的な計算です。実際の補助額は見積額と自治体の審査で決まります。「区分あり」は最初に書かれた基本区分で計算。載っていない自治体は率か上限が公式サイトに数値で書かれていないものです。

青森県の試算表は、五戸町のように上限額の高さで自己負担を下げる自治体と、六戸町のように率の掛け算で自然と自己負担が決まる自治体が混在しています。中ほどに多くの自治体が集まっているのは、似た率を採用する自治体が多いためで、上限額の大小だけを比べても実態はつかみにくいところです。

残り7自治体を含む全制度は青森県の空き家解体補助金一覧へ。

青森県で補助を使うときの落とし穴

青森県では弘前市のように、名前の似た制度が複数あり、危険な空き家を壊したいだけなのに移住・定住向けの制度と混同しやすい自治体があります。六戸町のように申請や工事完了の期限があらかじめ日付で区切られている制度もあり、思い立ってから動くのでは間に合わないことがあります。

  • 着工前申請: 青森県では25自治体が「交付決定前の契約・着工は対象外」と明記しています
  • 今年度の受付終了: 黒石市・むつ市・五戸町の3自治体。来年度の募集は多くが4〜6月に始まります
  • 先着・抽選: 青森市・黒石市・むつ市・板柳町などの7自治体が件数枠を設けています
  • 業者の地域縛り: 八戸市・中泊町・野辺地町・七戸町などの5自治体が市内・町内の業者に限定しています
  • 固定資産税: 更地にすると住宅用地の特例が外れ、翌年度から土地の税額が上がることがあります

補助額は見積額で決まる

補助率型では補助額=見積額×補助率(上限あり)。青森県の主流である1/2の制度なら、見積もりが10万円高いだけで自己負担も5万円増えます。申請書に添付する見積書を取る段階で、2〜3社の明細を並べてください。

解体工事比較ナビ

こんな方に 解体を考えていて、頼む業者がまだ決まっていない方

できること 審査を通った解体業者を3〜4社紹介してもらい、見積もりを比べられます。断りの連絡は運営が代行します。

利用は無料。立ち会いなしの現地調査も可と案内されています。運営は株式会社サフタ(2026年9月27日確認)。見積もりの依頼は契約ではありません。

解体せずに売る選択肢

古家付きのまま買い取ってもらえれば解体費そのものが要りません。判断の目安は空き家のまま売れるかどうかの判断へ。

ラクウル(空き家の買取)

こんな方に 解体する前に、古い家のまま売れるかを知りたい方

できること 空き家・中古戸建ての買取を専門にする会社に、無料で査定を頼めます。築年数は問わないと案内されています。買取なので仲介手数料はかかりません。

全国対応。運営は株式会社ネクサスプロパティマネジメント。

よくある質問

青森県で補助金が無い12自治体(五所川原市・つがる市・田舎館村・鶴田町など)の空き家はどうすればいい?

解体そのものへの補助が無くても、耐震診断・家財処分・空き家バンク登録への補助が別にある場合があります。青森県では制度の有無に関わらず、相見積もりで解体費を適正にすることと、解体せず売る選択肢を比べることが同じように効きます。

青森県で最も手厚い五戸町の制度は誰でも使えますか?

五戸町の制度は「町内にある空き家で、(1)事前調査で町が定めた評定点数が100点以上、(2)周辺の住環境等に深刻な影響を及ぼしている、(3)併用住宅の場合は床面積の2分の1以上が住宅の用に供されていた、(4)所有関係が明確で所有権以外の権利が設定されていない、(5)他の制度による補助金等の交付を受けていない、の全てに該当するもの」が対象で、自治体の判定や認定が前提です。補助率4/5・上限160万円という数字だけで判断せず、五戸町の記事で条件を確認してください。

まとめ

  • 青森県の40市区町村のうち28自治体に解体補助があり、上限は20万円〜160万円
  • 解体費を仮に120万円とすると、計算上の補助額が最も大きい五戸町で自己負担は約24万円(試算)
  • 同じ計算での自己負担の中央値は75万円。対象になるかは自治体の審査・判定次第

青森県の市区町村ごとの補助金を見る

他の都道府県の解体補助金

本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。

参考文献

  • 各市区町村公式サイト(試算表・トップ5の各自治体のリンク先)
  • HOME4U土地活用「家の解体費用の相場」(2026年3月5日更新) https://land.home4u.jp/guide/land-usage-howto-104-13229
  • LIFULL HOME’S「実家の解体費用はいくら?30坪・50坪などの相場や工事の流れも解説」(2026年1月15日更新) https://www.homes.co.jp/satei/media/entry/202305/demolition
  • イエウール土地活用「家の解体費用は坪単価で計算できる!」(2026年6月8日) https://land.ieul.jp/knowledge/demolition/house/102897/

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この記事を書いた人

たたみさんのアバター たたみさん 実家じまいプロ 編集担当

「実家じまいプロ」の案内人(ペンネーム)。親の家とお墓を片づける手続きを、自治体の公式サイトを1件ずつ確認しながら書いています。窓口の運用は自治体ごとに違うため、申請の前には各自治体への確認をおすすめしています。

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