多摩市の墓じまい|改葬許可申請の窓口・必要書類・手数料【2026年版】

多摩市の改葬許可申請の窓口・必要書類・手数料

※本記事にはプロモーションが含まれます

多摩市の改葬許可申請の窓口は、市民課の窓口業務管理担当(042-338-6880)です。許可証の発行に費用はかかりません。郵送での申請にも応じています。ただし市が許可を出せるのは、市内の墓地等に納められている遺骨に限られます。

多摩市にあるお墓を墓じまいする場合、遺骨を別の場所へ移すには多摩市が発行する「改葬許可証」が法律上必要です(墓地、埋葬等に関する法律 第5条)。石材店への撤去依頼や寺院への離檀の相談より先に、この許可の取り方を押さえておくと手戻りがありません。以下は多摩市での申請手順です。

目次

多摩市の改葬許可申請 早見表

項目 多摩市の場合
申請窓口 市民課 窓口業務管理担当
電話 042-338-6880
手数料 無料
郵送申請 郵送による申請への協力を求める記載あり。改葬許可申請書、埋蔵・収蔵の事実証明書、改葬先の墓地等の使用承諾書を郵送すると、改葬許可証が郵送される。申請受領から発行まで数日を要する
申請書様式 公式サイトからダウンロード可

※多摩市公式サイトの掲載内容にもとづきます(公式サイトの確認日 2026年9月4日)。

自宅に置いたままの遺骨は、多摩市では改葬になりません

見落としやすいのがこの点です。火葬したあと一度も埋葬せず、自宅などに安置していた遺骨をお墓に納める場合は、改葬にあたりません。火葬場が出した証明書(火葬済証明、埋葬許可証明書)を納める先に出せば足り、市役所での手続きは要らないと書かれています。

改葬として申請するときの持ち物は、改葬許可申請書、埋蔵・収蔵の事実証明書、改葬先の墓地等の使用承諾書、申請者の印鑑です。

いまの墓地使用者が亡くなっている場合は、先に墓地側で使用者を変更してから改葬の手続きに進みます。

必要な書類

多摩市が案内している書類は次のとおりです。

  • 改葬許可申請書
  • 埋蔵・収蔵の事実証明書(現在埋葬されている墓地等の管理者が発行したもの)
  • 改葬先の墓地等の使用承諾書(受入証明書、永代使用承諾書、墓地使用許可証等)
  • 申請者の印鑑
  • 承諾書(現在の墓地使用者と改葬許可の申請者が異なる場合、現在の墓地使用者からのもの)

様式は公式サイトから入手できます(多摩市 改葬許可申請書)。

多摩市の許可を待つあいだに、墓石の撤去を頼む先を決めておく

多摩市で改葬許可証が出たら、遺骨を取り出して墓石を片付ける工事に進みます。許可を待つあいだに撤去を頼む石材店の見積もりをとっておくと、多摩市から許可証を受け取ったあと、工事の日取りをすぐに決められます。寺院や霊園によっては工事のできる石材店が決まっていることがあります。多摩市へ出す書類の記入を墓地の管理者に頼むときに、あわせて確かめておくと手間が省けます。

墓石ナビ

こんな方に お墓の撤去を頼む石材店が、まだ決まっていない方

できること 条件に合う石材店から墓石撤去の見積もりが届き、比べられます。利用は無料です。

全国対応。見積もりは契約ではありません(公式サイトの案内・2026年10月7日確認)。

多摩市で申請する前に、遺骨の受け入れ先を決める

多摩市への申請には、新しい受け入れ先が決まっていることが前提になります。お墓を建て直さない場合の主な選択肢は、次の二つです。

  • 永代供養(送骨):寺院や霊園が遺骨を引き取り、供養と管理を続ける方法です。遺骨をゆうパックで送る「送骨」を受け付けている納骨先なら、東京都から離れた場所でも現地に行かずに納められます。
  • 海洋散骨:粉骨した遺骨を海にまく方法です。散骨を改葬許可の対象として扱うかは自治体によって異なるため、多摩市での扱いは市民課 窓口業務管理担当に確認してください。

遺骨相談.com(送骨)

こんな方に お墓を建て直さず、遺骨を永代供養にしたい方

できること 遺骨をゆうパックで送り、福岡県柳川市の墓苑で永代供養してもらえます。お墓から取り出した遺骨にも対応しています(改葬許可証が必要)。

全国から申込み可。合葬のみは39,800円(税込)から。改葬許可申請に使う受入証明書の扱いは、申込み前に確認してください(2026年10月6日確認)。

シーセレモニー(海洋散骨)

こんな方に お墓を持たず、遺骨を海に還したいと考えている方

できること 小型クルーザーを貸し切って家族だけで散骨するほか、乗船せずに任せる代理散骨もあります。粉骨にも対応しています。

全国から申込み可(出航は東京湾・横浜・湘南・大阪・沖縄など)。代理散骨55,000円から(2026年10月6日確認)。

手数料はいくらかかりますか?

多摩市の改葬許可証の交付手数料は無料です。(多摩市公式サイトの記載による。確認日は早見表の下に記載しています)

東京都内の手数料の実態(当サイト調べ)

東京都内の62市区町村を調べたところ、無料と明記していたのが15自治体(日野市・日の出町・町田市・福生市・羽村市など)、公式サイトに記載が無かったのが47自治体でした。

金額を公表していた自治体は、いずれも無料と案内していました。

多摩市でも、実際に負担が大きいのは離檀料・墓石の撤去費用・新しい納骨先の費用のほうで、総額の考え方は墓じまいの費用相場にまとめています。

なお当サイトはこれまでに1597の市区町村を調べていますが、手数料の金額を公表していたのは164自治体だけでした(いずれも200円から450円の範囲です)。無料と明記していたのが278自治体で、残りは記載そのものがありません。

多摩市のお墓の撤去をどこに頼むかは、どこまで自分で動けるかで分かれます。頼む石材店だけがまだ決まっていないなら見積もりの比較、多摩市まで何度も通えない・お寺とのやりとりも任せたいなら代行サービスが向いています。

墓じまいパートナーズ

こんな方に お墓が遠くて何度も通えない方、お寺とのやりとりや手続きの段取りも任せたい方

できること お寺・霊園との調整、行政手続きのサポート、石材店の相見積もり、撤去工事、永代供養先の紹介までを、必要な範囲だけ選んで頼めます。立ち会いは不要で、相談は無料です。

全国対応。運営は株式会社リバーズエッジ。代行料は頼む範囲によって変わります(公式サイトの案内・2026年10月7日確認)。

郵送で申請できるか

多摩市は郵送での申請に協力を求めていて、郵送で済ませられます。改葬許可申請書、埋蔵・収蔵の事実証明書、改葬先の墓地等の使用承諾書を送ると、改葬許可証が郵送で返ってきます。

受領から発行までは数日かかると案内されています。納骨の日取りから逆算して投函してください。

東京都内の近隣市区町村

お墓が多摩市以外にある場合は、そのお墓がある市区町村へ申請します。

  • 清瀬市(市民課戸籍係/手数料無料)
  • 東大和市(行政管理部市民課戸籍係/手数料無料)
  • 羽村市(羽村市役所 市民生活部 市民課(受付係)/手数料無料)
  • あきる野市(あきる野市役所 市民部 市民課(市民窓口係)/手数料記載なし)
  • 狛江市(市民部 市民課/手数料記載なし)
  • 西東京市(市民課/手数料記載なし)

東京都全市区町村の一覧は東京都の改葬許可申請まとめにあります。

この手続きは全体のどこにあたるか

お寺・霊園への相談 → 新しい納骨先の決定 → 多摩市への改葬許可申請(この記事) → 遺骨の取り出しと墓石の撤去 → 新しい納骨先へ納骨、という順番です。

多摩市に限らず、全体の進め方は改葬許可申請の進め方、かかるお金は墓じまいの費用相場、お寺への切り出し方は離檀料の考え方にまとめています。

お墓のあとに残る、実家そのもの

多摩市のお墓の片づけが見えてきたら、次は実家の家財と建物のことが気になってくるかもしれません。改葬許可が下りて納骨先が決まったあとに動くのは、この二つです。

家の中のもの。多摩市で遺品整理を業者に頼むなら、作業内容と料金の内訳が見積書に書かれる業者を選んでください。複数社から見積もりを取ると相場が分かります。

遺品整理110番

こんな方に 実家の家財を、家族だけでは片付けきれない方

できること 全国の加盟業者に、現地を見たうえでの見積もりを無料で頼めます。見積もりに納得できなければ断れます。

運営はシェアリングテクノロジー株式会社。

建物を壊すなら。多摩市には空き家の解体費用に使える補助金があります(多摩市木造住宅の除却費補助制度・補助率1/2・上限30万円)。交付決定の前に契約・着工すると対象外になるので、業者と契約する前に確認してください。

→ 多摩市の空き家解体補助金

よくある質問

多摩市の改葬許可申請は郵送でできますか?

できます。市は郵送での申請に協力を求めていて、改葬許可申請書、埋蔵・収蔵の事実証明書、改葬先の墓地等の使用承諾書を送ると、改葬許可証が郵送されます。発行まで数日かかるので、余裕をもって出してください。

自宅に安置している遺骨を納骨するとき、多摩市の改葬許可は必要ですか?

必要ありません。多摩市は、火葬後に一度も埋葬していない遺骨を納める場合は改葬にあたらないとしています。火葬場で受け取った証明書を納骨先に出せば足り、市役所での手続きは要りません。

本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。

参考文献

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この記事を書いた人

たたみさんのアバター たたみさん 実家じまいプロ 編集担当

「実家じまいプロ」の案内人(ペンネーム)。親の家とお墓を片づける手続きを、自治体の公式サイトを1件ずつ確認しながら書いています。窓口の運用は自治体ごとに違うため、申請の前には各自治体への確認をおすすめしています。

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