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熊本市の改葬許可申請は、健康福祉政策課と生活衛生課が窓口です。このほか、各区役所の福祉課や各総合出張所でも受け付けています。
ただし、どこで申請しても、対象は市内の墓地・納骨堂に納められている遺骨だけです。
熊本市の改葬許可申請 早見表
| 項目 | 熊本市の場合 |
|---|---|
| 申請窓口 | 健康福祉政策課/生活衛生課(このほか各区役所福祉課・各総合出張所でも受付) |
| 電話 | 096-328-2340(健康福祉政策課)/096-364-3187(生活衛生課) |
| 手数料 | 無料 |
| 郵送申請 | 公式サイトに記載なし(要問い合わせ) |
| 申請書様式 | 公式サイトからダウンロード可 |
※熊本市公式サイトの掲載内容にもとづきます(公式サイトの確認日 2026年9月15日)。
熊本市は「窓口の多さ」より「対象の範囲」に注意
改葬許可申請の窓口は、健康福祉政策課(096-328-2340)と生活衛生課(096-364-3187)の両方です。各区役所の福祉課や各総合出張所でも受け付けています。
気をつけたいのは、窓口の数より対象の範囲です。市が扱うのは、熊本市内の墓地や納骨堂に納められている遺骨に限られます。実家のお墓が市外にあるなら、申請先はそちらの市町村です。
用意するのは、改葬許可申請書(現在の管理者の証明欄あり)と認印です。申請者が墓地の使用者本人でない場合は、使用者の改葬承諾も申請書の中で取ります。
申請書は「生活衛生営業施設の申請、届出様式ダウンロード」というページの、「墓地、埋葬等に関する法律の改葬」の欄から入手できます。
必要な書類
熊本市が案内している書類は次のとおりです。
- 改葬許可申請書(現在の墓地または納骨堂の管理者による埋蔵等の証明欄あり)
- 使用者の改葬承諾(埋蔵等している墓地または納骨堂の使用者が申請者以外の場合に必要。申請書中に記載欄あり)
- 認印
様式は公式サイトから入手できます(熊本市 改葬許可申請書)。
熊本市の許可を待つあいだに、墓石の撤去を頼む先を決めておく
熊本市で改葬許可証が出たら、遺骨を取り出して墓石を片付ける工事に進みます。許可を待つあいだに撤去を頼む石材店の見積もりをとっておくと、熊本市から許可証を受け取ったあと、工事の日取りをすぐに決められます。寺院や霊園によっては工事のできる石材店が決まっていることがあります。熊本市へ出す書類の記入を墓地の管理者に頼むときに、あわせて確かめておくと手間が省けます。
墓石ナビ
こんな方に お墓の撤去を頼む石材店が、まだ決まっていない方
できること 条件に合う石材店から墓石撤去の見積もりが届き、比べられます。利用は無料です。
全国対応。見積もりは契約ではありません(公式サイトの案内・2026年10月7日確認)。
熊本市で申請する前に、遺骨の受け入れ先を決める
熊本市への申請には、新しい受け入れ先が決まっていることが前提になります。お墓を建て直さない場合の主な選択肢は、次の二つです。
- 永代供養(送骨):寺院や霊園が遺骨を引き取り、供養と管理を続ける方法です。遺骨をゆうパックで送る「送骨」を受け付けている納骨先なら、熊本県から離れた場所でも現地に行かずに納められます。
- 海洋散骨:粉骨した遺骨を海にまく方法です。散骨を改葬許可の対象として扱うかは自治体によって異なるため、熊本市での扱いは健康福祉政策課/生活衛生課(このほか各区役所福祉課・各総合出張所でも受付)に確認してください。
遺骨相談.com(送骨)
こんな方に お墓を建て直さず、遺骨を永代供養にしたい方
できること 遺骨をゆうパックで送り、福岡県柳川市の墓苑で永代供養してもらえます。お墓から取り出した遺骨にも対応しています(改葬許可証が必要)。
全国から申込み可。合葬のみは39,800円(税込)から。改葬許可申請に使う受入証明書の扱いは、申込み前に確認してください(2026年10月6日確認)。
シーセレモニー(海洋散骨)
こんな方に お墓を持たず、遺骨を海に還したいと考えている方
できること 小型クルーザーを貸し切って家族だけで散骨するほか、乗船せずに任せる代理散骨もあります。粉骨にも対応しています。
全国から申込み可(出航は東京湾・横浜・湘南・大阪・沖縄など)。代理散骨55,000円から(2026年10月6日確認)。
手数料はいくらかかりますか?
熊本市の改葬許可証の交付手数料は無料です。(熊本市公式サイトの記載による。確認日は早見表の下に記載しています)
熊本県内の手数料の実態(当サイト調べ)
熊本県内の45市区町村を調べたところ、無料と明記していたのが7自治体(上天草市・荒尾市・合志市・玉名市・熊本市など)、金額を明記していたのが7自治体(宇土市は300円、小国町は200円、美里町は300円、宇城市は300円、あさぎり町は300円など)、公式サイトに記載が無かったのが31自治体でした。
金額が公表されていた自治体では300円・200円・300円でした。
熊本市でも、実際に負担が大きいのは離檀料・墓石の撤去費用・新しい納骨先の費用のほうで、総額の考え方は墓じまいの費用相場にまとめています。
なお当サイトはこれまでに1597の市区町村を調べていますが、手数料の金額を公表していたのは164自治体だけでした(いずれも200円から450円の範囲です)。無料と明記していたのが278自治体で、残りは記載そのものがありません。
熊本市のお墓の撤去をどこに頼むかは、どこまで自分で動けるかで分かれます。頼む石材店だけがまだ決まっていないなら見積もりの比較、熊本市まで何度も通えない・お寺とのやりとりも任せたいなら代行サービスが向いています。
墓じまいパートナーズ
こんな方に お墓が遠くて何度も通えない方、お寺とのやりとりや手続きの段取りも任せたい方
できること お寺・霊園との調整、行政手続きのサポート、石材店の相見積もり、撤去工事、永代供養先の紹介までを、必要な範囲だけ選んで頼めます。立ち会いは不要で、相談は無料です。
全国対応。運営は株式会社リバーズエッジ。代行料は頼む範囲によって変わります(公式サイトの案内・2026年10月7日確認)。
郵送で申請できるか
郵送で申請できるかどうかは、市のページに書かれていませんでした。
近くの区役所や総合出張所に行ける方は、まずそちらに足を運んでみてください。遠方で窓口に行けない場合は、健康福祉政策課か生活衛生課に電話で郵送の可否を確認してください。
熊本県内の近隣市区町村
お墓が熊本市以外にある場合は、そのお墓がある市区町村へ申請します。
- 八代市(市民課/手数料記載なし)
- 荒尾市(市民環境部 市民課 市民係/手数料無料)
- 玉名市(市民生活部 市民課/手数料無料)
- 宇土市(市民環境部 環境交通課 環境交通係/手数料300円)
- 上天草市(市民生活部 市民課 市民係/手数料無料)
- 宇城市(保健衛生部 衛生環境課 衛生環境係/手数料300円)
熊本県全市区町村の一覧は熊本県の改葬許可申請まとめにあります。
この手続きは全体のどこにあたるか
お寺・霊園への相談 → 新しい納骨先の決定 → 熊本市への改葬許可申請(この記事) → 遺骨の取り出しと墓石の撤去 → 新しい納骨先へ納骨、という順番です。
熊本市に限らず、全体の進め方は改葬許可申請の進め方、かかるお金は墓じまいの費用相場、お寺への切り出し方は離檀料の考え方にまとめています。
お墓のあとに残る、実家そのもの
熊本市のお墓の片づけが見えてきたら、次は実家の家財と建物のことが気になってくるかもしれません。改葬許可が下りて納骨先が決まったあとに動くのは、この二つです。
家の中のもの。熊本市で遺品整理を業者に頼むなら、作業内容と料金の内訳が見積書に書かれる業者を選んでください。複数社から見積もりを取ると相場が分かります。
遺品整理110番
こんな方に 実家の家財を、家族だけでは片付けきれない方
できること 全国の加盟業者に、現地を見たうえでの見積もりを無料で頼めます。見積もりに納得できなければ断れます。
運営はシェアリングテクノロジー株式会社。
建物を壊すなら。熊本市には空き家の解体費用に使える補助金があります(熊本市老朽危険空家等除却促進事業補助金・補助率除却費(税抜)×8/10×2/3、または延べ床面積×(木造36,000円/㎡・非木造51,000円/㎡)×8/10×2/3のいずれか少ない額・上限60万円)。交付決定の前に契約・着工すると対象外になるので、業者と契約する前に確認してください。
よくある質問
熊本市に実家のお墓があるのですが、他の市町村に住んでいても申請できますか?
はい、住んでいる場所は関係ありません。ただし、熊本市が受け付けるのは市内の墓地・納骨堂にある遺骨だけです。市外の墓地にある遺骨は、その市町村に申請します。
熊本市の申請は区役所でもできますか?
できます。健康福祉政策課・生活衛生課のほか、各区役所の福祉課や各総合出張所でも受け付けています。近くの窓口を選んでかまいません。
本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。


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