八女市の解体補助金【令和8年度】最大50万円(2分の1)|事前調査から2月末の完了報告まで・必要書類と家財撤去の補助

八女市の空き家解体補助金|福岡県|補助率・上限額・条件

※本記事にはプロモーションが含まれます

八女市の空き家解体の補助は「老朽危険家屋等除却促進事業補助金」で、解体費の2分の1・上限50万円です。申請の前に市の事前調査があり、市内の業者が家全体を解体する工事が対象になります。

目次

八女市の空き家解体補助金 早見表

項目 内容
制度名 老朽危険家屋等除却促進事業補助金
対象建物 居住の用に供していた空き家(店舗・倉庫・車庫などの単独建築物は対象外)で、周辺環境を悪化さ…(全文は下の「対象になる家の条件」)
補助率 2分の1
上限額 50万円
主な条件 解体工事に着手する前に補助金の交付決定が必要。交付決定前に工事着手した場合は補助を受けられない・市内事業者(市内に本店・支店等の事業所を有する事業者または市内の個人事業者)が施工することほか(全6項目は下の「対象になる家の条件」)
受付期間 予算額に達し次第、受付を終了する。完了は交付決定のあった年度の2月末までが必要
申請書・案内 公式サイトに掲載あり(参考文献のリンク)
担当課・電話 防災安全課 生活安全係(0943-24-8146)

※八女市公式サイトの掲載内容にもとづきます(公式サイトの確認日 2026年10月31日)。

八女市の令和8年度の受付と期限(2026年10月31日に確認)

項目 内容
受付 予算額に達し次第終了(締切日の記載なし)
申請の流れ 事前相談 → 事前調査 → 補助申請 → 受付審査 → 交付決定 → 工事着手 → 完了報告 → 額の確定 → 補助請求 → 補助交付
対象と判定される家 市の事前調査で、建築物の不良度判定基準の点数が一定以上になった家(「建築物事前調査結果報告書」で知らされる)
工事を始めてよい時期 交付決定のあと。交付決定の前に着手した工事は補助を受けられない
完了報告の期限 完了の日から30日以内か、交付決定のあった年度の2月末の早いほう
工事を頼める業者 市内に本店・支店などの事業所がある事業者か、市内の個人事業者
申請できる人 建物の所有者か、所有者の相続関係者など。建物の所有者が法人の場合は対象外
補助金の額 対象経費の2分の1(1,000円未満は切り捨て)、上限50万円

2月末までに完了報告まで終える必要があるので、事前調査から工事までの時間を見込んで、早めに事前相談をしておくと安心です。

共有者や相続人が複数いる場合は、委任状が必要です。事情があって同意を得るのが難しいときは、「紛争が生じた場合の誓約書」(様式第1号)を出す方法も案内されています。

八女市の空き家解体補助金は「老朽危険家屋等除却促進事業補助金」で、補助率2分の1・上限50万円です。

対象は住まいとして使われていた家屋に限られ、単独の店舗や倉庫、車庫は対象外です。市の不良度判定基準で点数が一定以上であることも条件です。

対象になる家の条件

雨戸の閉まった古い空き家のイラスト

八女市の公式サイトでは、対象になる建物を次のように示しています。

居住の用に供していた空き家(店舗・倉庫・車庫などの単独建築物は対象外)で、周辺環境を悪化させ適正に管理されていない木造若しくは軽量鉄骨造であり、市が定める建築物の不良度判定基準の点数が一定以上のもの。所有権以外の権利設定がなく、公共工事に伴う移転・建替え等の補償対象になっていないこと。

主な条件は次のとおりです。

  • 解体工事に着手する前に補助金の交付決定が必要。交付決定前に工事着手した場合は補助を受けられない
  • 市内事業者(市内に本店・支店等の事業所を有する事業者または市内の個人事業者)が施工すること
  • 家屋の一部解体は対象外(家屋全ての除却が必要)
  • 同一敷地内に老朽危険家屋等が複数ある場合は全てを除却する必要がある
  • 2月末までに完了報告できる工事であること
  • 市税等を滞納していないことを証する書類の提出が必要

八女市で自分の家が対象になるか確かめるには

八女市の補助は、傷みがひどい空き家を対象にしたタイプです。多くの場合、職員が現地で傷みの程度を点数で調べ(不良度の判定)、基準を超えた家だけが対象になります。建物が古いというだけでは、対象にならないことがあります。

防災安全課 生活安全係(0943-24-8146)に電話するときは、次の2つを聞いておくと手続きを進めやすくなります。

  • 八女市の制度に自分の家が当てはまりそうか(建物の状態・空き家になってからの期間・名義)と、事前の相談や現地調査が要るか
  • 見積書は何社分・どんな形式が要るか、八女市で頼める業者に条件(市内の業者など)があるか、今年度の受付状況と締切

いくら戻りますか?(補助率と上限額)

電卓と家計ノートを前に費用を考える人のイラスト

補助率は2分の1、上限額は50万円です。実際にいくら出るかは、解体費用の見積額で決まります。

対象になりそうだと分かったら、内訳付きの見積もりを何社か取っておくと、申請の準備と自己負担の計算がいっぺんに進みます。

たとえば解体費が120万円(木造30坪でよくある金額の範囲)なら、八女市の補助は約50万円、自己負担は約70万円です。実際の金額は、見積額と審査で決まります。

八女市の補助の対象になる費用・ならない費用

対象になる費用 対象にならない費用
市内の事業者が行う、家屋全部の除却工事の費用 家財道具など家の中の処分費
敷地内のブロック塀や立木などの撤去費
家屋の一部だけを解体する工事

同じ敷地に老朽危険家屋にあたる建物が複数あるときは、全部を除却する必要があります。母屋だけでなく離れや納屋がある場合は、見積もりの段階で全部を含めておいてください。

申請の順番と落とし穴

解体補助金は、多くの自治体で「工事の前に申請」が条件です。八女市でも、交付決定の前に業者と契約しないよう、先に担当課へ確かめてください。

受付については、公式サイトに「予算額に達し次第、受付を終了する。完了は交付決定のあった年度の2月末までが必要」とあります。

八女市の申請に必要な書類(3つの段階)

1. 事前調査を申し込むとき

  • 建築物事前調査申込書(様式第2号)
  • 持っていれば、付近見取図・配置図・平面図・登記事項証明書

2. 交付申請のとき(事前調査で老朽危険家屋等に当たると分かったあと)

  • 交付申請書(様式第4号)
  • 実施(変更)計画書(様式第5号)
  • 建築物の全部事項証明書と、固定資産税名寄帳兼課税台帳の写し
  • 解体工事の見積書の写し
  • 位置図
  • 現況写真
  • 所有者が亡くなっている場合は、戸籍謄本など所有者と申請者の関係が分かるもの
  • 市税等を滞納していないことを証明する書類

3. 工事が終わったとき

  • 完了報告書(様式第11号)
  • 請負契約書の写し
  • 解体業者が出した請求書か領収書の写し(請求書の場合は、あとで領収書を出す)
  • 工事写真(工事の前と後)

完了報告のあとに補助金の額が確定したら、交付請求書(様式第13号)を市の指定する期限までに出して、補助金を受け取ります。

八女市の解体補助金を使うときの流れ

おおまかな流れは次のとおりです。細かい順番や書類は、八女市の要綱と担当課で確かめてください。

1
担当課に相談して、事前の調査・判定(対象になるかの確認)を申し込む
2
八女市の対象になりそうだと分かったら、解体業者に見積もりを頼む
3
見積書などを付けて申請し、八女市から交付決定の通知が届いてから業者と契約・着工する(工事が終わったら実績を報告して、補助金を受け取る)

八女市の補助金が振り込まれるのは工事が終わった後なので、解体費用はいったん全額用意するつもりで計画しておいてください。

八女市の補助は最大50万円。見積もりを取らないまま工事を決めると、補助を使えるチャンスを逃すことがあります。解体の見積もりは、同じ家でも業者によって10万〜30万円違うことがあります(LIFULL HOME’Sの解説より)。八女市の補助と解体費用の両方で損をしないよう、何社かの見積もりを並べて比べてみてください。

解体工事比較ナビ

こんな方に 解体を考えていて、頼む業者がまだ決まっていない方

できること 審査を通った解体業者を3〜4社紹介してもらい、見積もりを比べられます。断りの連絡は運営が代行します。

利用は無料。立ち会いなしの現地調査も可と案内されています。運営は株式会社サフタ(2026年9月27日確認)。見積もりの依頼は契約ではありません。

八女市は解体後の固定資産税にも注意書きがある

八女市では、家屋の一部だけを壊す解体は対象外です。建物全体を取り壊す必要があります。同じ敷地に老朽危険家屋等が複数あるなら、全部まとめて除却します。

注意事項には、解体すると住宅用地の特例が外れ、土地の固定資産税が上がる場合があると書かれています。補助金で解体費が軽くなっても、その後の税負担は別に考えておいてください。

解体せずに活かすなら、八女市の家財撤去の補助もある

八女市には、空き家バンクに登録した家を対象にした「八女市空き家改修費等補助金」もあります。解体ではなく、家を残して売る・貸すときに使う制度です。

項目 内容
対象 八女市空き家バンクに登録した物件の所有者と、その物件を買った・借りた人
家財撤去 家の中の残置物の運搬・廃棄の費用の10分の10、上限10万円
改修工事 住む部分の改修工事の費用の2分の1、上限50万円(塀や生垣などの外構工事は対象外)
条件 八女市内の事業者に頼む。家財撤去や工事の前に申請し、交付決定のあとで着手する

この補助を受けた所有者が、交付から3年以内に正当な理由なく家を取り壊したり、空き家バンクを通さずに売ったりすると、補助金の返還を求められることがあります。家を壊すか活かすかを決めてから、どちらの制度を使うかを選んでください。

解体する前に確かめること

古い家の前で見積書を見比べる人のイラスト

解体を決める前に、費用の総額と「壊さずにそのまま売れないか」の両方を見ておくのがおすすめです。

八女市の家を壊すか迷っているなら、費用の相場は空き家解体の費用相場、壊さずに売れるかどうかは空き家のまま売れるかどうかの判断にまとめています。

お墓の片づけ(改葬)のことは八女市の改葬許可申請にまとめています。

八女市で見積もりをどこに頼むか迷っているなら、解体見積もりの頼み方と比較ポイントも参考にしてください。

家の中に物が残っているなら、解体の前に片付けが要ります。八女市の解体補助では、家財道具など家の中の処分費は対象外です(市のチラシより)。家を残して空き家バンクで活かす場合は、上の家財撤去の補助(上限10万円)が使えることがあります。

遺品整理110番

こんな方に 実家の家財を、家族だけでは片付けきれない方

できること 全国の加盟業者に、現地を見たうえでの見積もりを無料で頼めます。見積もりに納得できなければ断れます。

運営はシェアリングテクノロジー株式会社。

壊さずに八女市の家をそのまま売れるかも知りたい方は、買取の査定を先に取って、解体費用と比べてみる手もあります。

ラクウル(空き家の買取)

こんな方に 解体する前に、古い家のまま売れるかを知りたい方

できること 空き家・中古戸建ての買取を専門にする会社に、無料で査定を頼めます。築年数は問わないと案内されています。買取なので仲介手数料はかかりません。

全国対応。運営は株式会社ネクサスプロパティマネジメント。

本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。

参考文献

よくある質問

八女市で店舗や倉庫だけを解体する場合も補助金は使えますか?

使えません。対象は居住の用に供していた家屋で、店舗・倉庫・車庫などの単独建築物は対象外です。母屋に付随する部分かどうかで扱いが変わるので、防災安全課生活安全係(0943-24-8146)に確認してください。

八女市では解体後に固定資産税はどうなりますか?

注意事項には、解体すると住宅用地の特例措置が外れ、土地の固定資産税が上がる場合があると書かれています。税金の変わり方も、解体前に市へ聞いておくと安心です。

八女市の解体補助で、家の中の家財を片付ける費用も出ますか?

解体の補助(老朽危険家屋等除却促進事業補助金)では、家財道具など家の中の処分費は対象外です。家を解体せず空き家バンクに登録して活かす場合は、八女市空き家改修費等補助金で家財撤去の費用(10分の10・上限10万円)が補助されることがあります。

共有者や相続人が何人もいる場合はどうすればいいですか?

共有者や相続関係者が複数いる場合は、委任状が必要です。特別な理由で同意を得るのが難しいときは、「紛争が生じた場合の誓約書」(様式第1号)を出す方法が案内されています。

いつまでに工事を終えればよいですか?

完了の日から30日以内か、交付決定のあった年度の2月末の早いほうまでに完了報告を出す必要があります。交付決定の前に工事を始めると補助は受けられません。

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この記事を書いた人

たたみさんのアバター たたみさん 実家じまいプロ 編集担当

「実家じまいプロ」の案内人(ペンネーム)。親の家とお墓を片づける手続きを、自治体の公式サイトを1件ずつ確認しながら書いています。窓口の運用は自治体ごとに違うため、申請の前には各自治体への確認をおすすめしています。

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