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福岡市の改葬許可申請の窓口は、いまご遺骨を納めている墓地・納骨堂がある区の、区役所地域整備部生活環境課です。市役所ではありません。入部出張所と西部出張所でも手続きできないとされています。
まず、お骨がある区を確かめるところから始めてください。
福岡市の改葬許可申請 早見表
| 項目 | 福岡市の場合 |
|---|---|
| 申請窓口 | 保健医療局 生活衛生部 生活衛生課 |
| 電話 | 092-711-4273 |
| 手数料 | 公式サイトに記載なし(要問い合わせ) |
| 郵送申請 | 公式サイトに記載なし(要問い合わせ) |
| 申請書様式 | 公式サイトからダウンロード可 |
※福岡市公式サイトの掲載内容にもとづきます(公式サイトの確認日 2026年9月12日)。
福岡市は、申請書を2部そろえて、2部とも証明をもらう
福岡市でいちばんつまずきやすいのは、申請書の部数です。同じ内容の改葬許可申請書を2部用意し、その2部とも、いまの墓地・納骨堂の管理者から埋(収)蔵証明を受けます。片方だけ証明をもらって窓口へ行くと、お寺や霊園へ戻ることになります。1部は改葬許可証に添付して返してもらえます。
窓口は東区役所(092-645-1024)、博多区役所(092-419-1070)、中央区役所(092-718-1092)、南区役所(092-559-5101)です。ほかに城南区役所(092-833-4087)、早良区役所(092-833-4343)、西区役所(092-895-7054)があります。
市立霊園の平尾・三日月山・西部から移す場合は、市立霊園窓口(092-711-4869)に問い合わせてください。
必要な書類
福岡市が案内している書類は次のとおりです。
- 改葬許可申請書(2部。2部とも現在の墓地・納骨堂の管理者から埋(収)蔵証明を受けたもの)
- 申請者の印鑑(申請書に記名押印している場合)
- 委任状(第三者が窓口で申請する場合)
様式は公式サイトから入手できます(福岡市 改葬許可申請書)。
福岡市の許可を待つあいだに、墓石の撤去を頼む先を決めておく
福岡市で改葬許可証が出たら、遺骨を取り出して墓石を片付ける工事に進みます。許可を待つあいだに撤去を頼む石材店の見積もりをとっておくと、福岡市から許可証を受け取ったあと、工事の日取りをすぐに決められます。寺院や霊園によっては工事のできる石材店が決まっていることがあります。福岡市へ出す書類の記入を墓地の管理者に頼むときに、あわせて確かめておくと手間が省けます。
墓石ナビ
こんな方に お墓の撤去を頼む石材店が、まだ決まっていない方
できること 条件に合う石材店から墓石撤去の見積もりが届き、比べられます。利用は無料です。
全国対応。見積もりは契約ではありません(公式サイトの案内・2026年10月7日確認)。
福岡市で申請する前に、遺骨の受け入れ先を決める
福岡市への申請には、新しい受け入れ先が決まっていることが前提になります。お墓を建て直さない場合の主な選択肢は、次の二つです。
- 永代供養(送骨):寺院や霊園が遺骨を引き取り、供養と管理を続ける方法です。遺骨をゆうパックで送る「送骨」を受け付けている納骨先なら、福岡県から離れた場所でも現地に行かずに納められます。
- 海洋散骨:粉骨した遺骨を海にまく方法です。散骨を改葬許可の対象として扱うかは自治体によって異なるため、福岡市での扱いは保健医療局 生活衛生部 生活衛生課に確認してください。
遺骨相談.com(送骨)
こんな方に お墓を建て直さず、遺骨を永代供養にしたい方
できること 遺骨をゆうパックで送り、福岡県柳川市の墓苑で永代供養してもらえます。お墓から取り出した遺骨にも対応しています(改葬許可証が必要)。
全国から申込み可。合葬のみは39,800円(税込)から。改葬許可申請に使う受入証明書の扱いは、申込み前に確認してください(2026年10月6日確認)。
シーセレモニー(海洋散骨)
こんな方に お墓を持たず、遺骨を海に還したいと考えている方
できること 小型クルーザーを貸し切って家族だけで散骨するほか、乗船せずに任せる代理散骨もあります。粉骨にも対応しています。
全国から申込み可(出航は東京湾・横浜・湘南・大阪・沖縄など)。代理散骨55,000円から(2026年10月6日確認)。
手数料はいくらかかりますか?
福岡市の公式サイトには、改葬許可証の手数料の記載がありません。金額は保健医療局 生活衛生部 生活衛生課(092-711-4273)へ直接ご確認ください。
なお「書いていない=無料」とは限りません。当サイトが調べた範囲では、手数料は自治体によって扱いが分かれています。
福岡県内の手数料の実態(当サイト調べ)
福岡県内の60市区町村を調べたところ、無料と明記していたのが12自治体(川崎町・福智町・太宰府市・宇美町・大野城市など)、金額を明記していたのが8自治体(香春町は300円、糸島市は300円、築上町は200円、柳川市は300円、豊前市は300円など)、公式サイトに記載が無かったのが40自治体でした。
金額が公表されていた自治体では300円・300円・200円でした。
福岡市でも、実際に負担が大きいのは離檀料・墓石の撤去費用・新しい納骨先の費用のほうで、総額の考え方は墓じまいの費用相場にまとめています。
なお当サイトはこれまでに1597の市区町村を調べていますが、手数料の金額を公表していたのは164自治体だけでした(いずれも200円から450円の範囲です)。無料と明記していたのが278自治体で、残りは記載そのものがありません。
福岡市のお墓の撤去をどこに頼むかは、どこまで自分で動けるかで分かれます。頼む石材店だけがまだ決まっていないなら見積もりの比較、福岡市まで何度も通えない・お寺とのやりとりも任せたいなら代行サービスが向いています。
墓じまいパートナーズ
こんな方に お墓が遠くて何度も通えない方、お寺とのやりとりや手続きの段取りも任せたい方
できること お寺・霊園との調整、行政手続きのサポート、石材店の相見積もり、撤去工事、永代供養先の紹介までを、必要な範囲だけ選んで頼めます。立ち会いは不要で、相談は無料です。
全国対応。運営は株式会社リバーズエッジ。代行料は頼む範囲によって変わります(公式サイトの案内・2026年10月7日確認)。
郵送で申請できるか
郵送で出せるかどうかは、福岡市のページに記載が見当たりませんでした。手数料の額も書かれていません。
市は、申請内容の確認などで即日交付できない場合があるとして、余裕をもって申請するよう案内しています。窓口へ行ける日が限られているなら、お骨のある区の生活環境課に、郵送の可否と手数料をまとめて聞くのが早いです。
福岡県内の近隣市区町村
お墓が福岡市以外にある場合は、そのお墓がある市区町村へ申請します。
- 北九州市(保健福祉局保健所東部・西部生活衛生課/手数料無料)
- 大牟田市(市民課/手数料記載なし)
- 久留米市(環境部 環境保全課/手数料記載なし)
- 直方市(市民・人権同和対策課 市民係/手数料記載なし)
- 飯塚市(市民環境部 環境整備課 環境衛生係/手数料記載なし)
- 田川市(環境対策課/手数料記載なし)
福岡県全市区町村の一覧は福岡県の改葬許可申請まとめにあります。
この手続きは全体のどこにあたるか
お寺・霊園への相談 → 新しい納骨先の決定 → 福岡市への改葬許可申請(この記事) → 遺骨の取り出しと墓石の撤去 → 新しい納骨先へ納骨、という順番です。
福岡市に限らず、全体の進め方は改葬許可申請の進め方、かかるお金は墓じまいの費用相場、お寺への切り出し方は離檀料の考え方にまとめています。
お墓のあとに残る、実家そのもの
福岡市のお墓の片づけが見えてきたら、次は実家の家財と建物のことが気になってくるかもしれません。改葬許可が下りて納骨先が決まったあとに動くのは、この二つです。
家の中のもの。福岡市で遺品整理を業者に頼むなら、作業内容と料金の内訳が見積書に書かれる業者を選んでください。複数社から見積もりを取ると相場が分かります。
遺品整理110番
こんな方に 実家の家財を、家族だけでは片付けきれない方
できること 全国の加盟業者に、現地を見たうえでの見積もりを無料で頼めます。見積もりに納得できなければ断れます。
運営はシェアリングテクノロジー株式会社。
建物を壊すなら。福岡市は解体費用の補助制度を公表していません(福岡県内では60市区町村のうち42自治体が制度を持っています)。解体費用の目安(全国を対象にした民間の解説記事)と、福岡県内の制度で計算した自己負担の例は福岡県のページにまとめました。
よくある質問
福岡市の改葬許可申請は市役所でできますか?
福岡市役所では受け付けていません。窓口は、ご遺骨を納めている墓地・納骨堂がある区の、区役所地域整備部生活環境課です。入部出張所と西部出張所でも手続きできないと案内されています。
自宅で保管している遺骨を福岡市内のお墓に納めるときも改葬許可は要りますか?
火葬後に自宅で保管している遺骨をお墓に納める場合、福岡市では改葬許可の申請は要りません。このときは火葬のときに発行された埋火葬許可証を使います。改葬許可の対象は、すでにお墓や納骨堂に納めた遺骨を移す場合です。
本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。


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