広島市の改葬許可申請|窓口・必要書類・手数料【2026年版】

広島市の改葬許可申請の窓口・必要書類・手数料

※本記事にはプロモーションが含まれます

広島市の改葬許可申請は、健康福祉局 保健部 環境衛生課 管理係が窓口です。政令指定都市ですが、改葬の受付は区役所ではなく、市保健所の環境衛生課に一本化されています。

お住まいの区の区役所へ行っても、この手続きはできません。

目次

広島市の改葬許可申請 早見表

項目 広島市の場合
申請窓口 健康福祉局 保健部 環境衛生課 管理係
電話 082-241-7451
手数料 公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
郵送申請 可
申請書様式 公式サイトからダウンロード可

※広島市公式サイトの掲載内容にもとづきます(公式サイトの確認日 2026年9月12日)。

広島市の改葬は、区役所では受け付けていない

対象は、広島市内の墓地・納骨堂にある遺骨を他へ移す場合です。市外の墓地にある遺骨は、そのお墓がある市町村へ申請します。

出すのは改葬許可申請書で、いまの墓地・納骨堂の管理者に証明欄の記入と押印をしてもらいます。ただし市営墓地なら、この証明欄は環境衛生課が記入します。市営納骨堂の高天原納骨堂なら、管理をしている永安館管理事務所が記入します。

墓地使用者以外の方が申請するときは、墓地使用者の承諾書と、申請者の本人確認書類の写しも要ります。市の各種手続きは、令和3年4月1日から原則として押印が廃止されています。

必要な書類

広島市が案内している書類は次のとおりです。

  • 改葬許可申請書(現在遺骨が納められている墓地または納骨堂の管理者による証明欄の記入・押印が必要)
  • 墓地使用者の承諾書(墓地使用者以外の方が申請する場合)
  • 申請者の本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証等)の写し(墓地使用者以外の方が申請する場合)

様式は公式サイトから入手できます(広島市 改葬許可申請書)。

広島市の許可を待つあいだに、墓石の撤去を頼む先を決めておく

広島市で改葬許可証が出たら、遺骨を取り出して墓石を片付ける工事に進みます。許可を待つあいだに撤去を頼む石材店の見積もりをとっておくと、広島市から許可証を受け取ったあと、工事の日取りをすぐに決められます。寺院や霊園によっては工事のできる石材店が決まっていることがあります。広島市へ出す書類の記入を墓地の管理者に頼むときに、あわせて確かめておくと手間が省けます。

墓石ナビ

こんな方に お墓の撤去を頼む石材店が、まだ決まっていない方

できること 条件に合う石材店から墓石撤去の見積もりが届き、比べられます。利用は無料です。

全国対応。見積もりは契約ではありません(公式サイトの案内・2026年10月7日確認)。

広島市で申請する前に、遺骨の受け入れ先を決める

広島市への申請には、新しい受け入れ先が決まっていることが前提になります。お墓を建て直さない場合の主な選択肢は、次の二つです。

  • 永代供養(送骨):寺院や霊園が遺骨を引き取り、供養と管理を続ける方法です。遺骨をゆうパックで送る「送骨」を受け付けている納骨先なら、広島県から離れた場所でも現地に行かずに納められます。
  • 海洋散骨:粉骨した遺骨を海にまく方法です。散骨を改葬許可の対象として扱うかは自治体によって異なるため、広島市での扱いは健康福祉局 保健部 環境衛生課 管理係に確認してください。

遺骨相談.com(送骨)

こんな方に お墓を建て直さず、遺骨を永代供養にしたい方

できること 遺骨をゆうパックで送り、福岡県柳川市の墓苑で永代供養してもらえます。お墓から取り出した遺骨にも対応しています(改葬許可証が必要)。

全国から申込み可。合葬のみは39,800円(税込)から。改葬許可申請に使う受入証明書の扱いは、申込み前に確認してください(2026年10月6日確認)。

シーセレモニー(海洋散骨)

こんな方に お墓を持たず、遺骨を海に還したいと考えている方

できること 小型クルーザーを貸し切って家族だけで散骨するほか、乗船せずに任せる代理散骨もあります。粉骨にも対応しています。

全国から申込み可(出航は東京湾・横浜・湘南・大阪・沖縄など)。代理散骨55,000円から(2026年10月6日確認)。

手数料はいくらかかりますか?

広島市の公式サイトには、改葬許可証の手数料の記載がありません。金額は健康福祉局 保健部 環境衛生課 管理係(082-241-7451)へ直接ご確認ください。

なお「書いていない=無料」とは限りません。当サイトが調べた範囲では、手数料は自治体によって扱いが分かれています。

広島県内の手数料の実態(当サイト調べ)

広島県内の23市区町村を調べたところ、無料と明記していたのが4自治体(尾道市・世羅町・福山市・三原市)、金額を明記していたのが2自治体(江田島市は200円、大崎上島町は300円)、公式サイトに記載が無かったのが17自治体でした。

金額が公表されていた自治体では200円・300円でした。

広島市でも、実際に負担が大きいのは離檀料・墓石の撤去費用・新しい納骨先の費用のほうで、総額の考え方は墓じまいの費用相場にまとめています。

なお当サイトはこれまでに1597の市区町村を調べていますが、手数料の金額を公表していたのは164自治体だけでした(いずれも200円から450円の範囲です)。無料と明記していたのが278自治体で、残りは記載そのものがありません。

広島市のお墓の撤去をどこに頼むかは、どこまで自分で動けるかで分かれます。頼む石材店だけがまだ決まっていないなら見積もりの比較、広島市まで何度も通えない・お寺とのやりとりも任せたいなら代行サービスが向いています。

墓じまいパートナーズ

こんな方に お墓が遠くて何度も通えない方、お寺とのやりとりや手続きの段取りも任せたい方

できること お寺・霊園との調整、行政手続きのサポート、石材店の相見積もり、撤去工事、永代供養先の紹介までを、必要な範囲だけ選んで頼めます。立ち会いは不要で、相談は無料です。

全国対応。運営は株式会社リバーズエッジ。代行料は頼む範囲によって変わります(公式サイトの案内・2026年10月7日確認)。

郵送で申請できるか

広島市は郵送での申請も認めています。切手を貼った返信用封筒を同封し、申請書に電話番号を書いておいてください。記入内容の確認で市から連絡が来ることがあり、番号がないとそこで止まってしまいます。

送り先は区役所ではなく、中区にある市保健所の環境衛生課です。

広島県内の近隣市区町村

お墓が広島市以外にある場合は、そのお墓がある市区町村へ申請します。

  • 呉市(環境政策課 斎場・墓地グループ/手数料記載なし)
  • 竹原市(市民福祉部 地域づくり課 生活環境係/手数料記載なし)
  • 三原市(市民課 戸籍係/手数料無料)
  • 尾道市(環境政策課 環境政策係/手数料無料)
  • 福山市(市民生活課 厚生担当/手数料無料)
  • 府中市(市民生活部 環境衛生課 生活環境係/手数料記載なし)

広島県全市区町村の一覧は広島県の改葬許可申請まとめにあります。

この手続きは全体のどこにあたるか

お寺・霊園への相談 → 新しい納骨先の決定 → 広島市への改葬許可申請(この記事) → 遺骨の取り出しと墓石の撤去 → 新しい納骨先へ納骨、という順番です。

広島市に限らず、全体の進め方は改葬許可申請の進め方、かかるお金は墓じまいの費用相場、お寺への切り出し方は離檀料の考え方にまとめています。

お墓のあとに残る、実家そのもの

広島市のお墓の片づけが見えてきたら、次は実家の家財と建物のことが気になってくるかもしれません。改葬許可が下りて納骨先が決まったあとに動くのは、この二つです。

家の中のもの。広島市で遺品整理を業者に頼むなら、作業内容と料金の内訳が見積書に書かれる業者を選んでください。複数社から見積もりを取ると相場が分かります。

遺品整理110番

こんな方に 実家の家財を、家族だけでは片付けきれない方

できること 全国の加盟業者に、現地を見たうえでの見積もりを無料で頼めます。見積もりに納得できなければ断れます。

運営はシェアリングテクノロジー株式会社。

建物を壊すなら。広島市には空き家の解体費用に使える補助金があります(広島市老朽危険空家等除却補助制度・補助率工事費の1/3(国が定める木造36,000円/㎡・非木造51,000円/㎡の除却費単価×延べ面積の8割と比較していずれか低い額)・上限50万円)。交付決定の前に契約・着工すると対象外になるので、業者と契約する前に確認してください。

→ 広島市の空き家解体補助金

よくある質問

広島市の改葬許可申請は、住んでいる区の区役所でできますか?

できません。改葬許可の窓口は、広島市保健所 環境衛生課 管理係に一本化されています。区役所に行っても手続きはできないので、窓口はここだけと覚えておいてください。

広島市営の墓地や納骨堂にある遺骨は、管理者の証明を誰にもらうのですか?

市営墓地なら、申請書の管理者証明欄は広島市環境衛生課が記入します。市営納骨堂の高天原納骨堂なら、管理をしている永安館管理事務所が記入します。どちらも、自分で証明してくれる人を探して回る必要はありません。

本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。

参考文献

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

たたみさんのアバター たたみさん 実家じまいプロ 編集担当

「実家じまいプロ」の案内人(ペンネーム)。親の家とお墓を片づける手続きを、自治体の公式サイトを1件ずつ確認しながら書いています。窓口の運用は自治体ごとに違うため、申請の前には各自治体への確認をおすすめしています。

コメント

コメントする

目次