※本記事にはプロモーションが含まれます
京都市では防災まちづくり推進事業(老朽木造建築物除却事業)で、解体費の1/2・上限60万円が補助されます(着工前の申請が必須です)。
京都市の空き家解体補助金 早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 防災まちづくり推進事業(老朽木造建築物除却事業) |
| 対象建物 | 昭和56年6月1日に現に存し、又は工事中であった木造建築物で、原則京町家でないもの。かつ…(全文は下の「対象になる家の条件」) |
| 補助率 | 1/2 |
| 上限額 | 60万円 |
| 主な条件 | 交付申請書を提出し、交付決定通知書を受け取った後に工事(契約)を実施すること(着工前申請が必須)・対象は袋路・狭あい道路など特定の道路条件に接する建物に限られ、京都市内どこでも使えるわけではないほか(全4項目は下の「対象になる家の条件」) |
| 受付期間 | 予算がなくなり次第受付を終了(年度内) |
| 申請書・案内 | 公式サイトに掲載あり(参考文献のリンク) |
| 担当課・電話 | 都市計画局まち再生・創造推進室(075-222-3503) |
※京都市公式サイトの掲載内容にもとづきます(公式サイトの確認日 2026年9月20日)。
京都市の空き家解体補助金は「防災まちづくり推進事業(老朽木造建築物除却事業)」です。補助率は1/2、上限は60万円です。
対象は、袋路や幅員1.8m未満の道に接する老朽木造建築物に限られます。市内のどこでも使える制度ではありません。
対象になる家の条件
京都市の公式サイトでは、対象になる建物を次のように示しています。
昭和56年6月1日に現に存し、又は工事中であった木造建築物で、原則京町家でないもの。かつ、次のいずれかに該当する道路条件を満たすこと: (1)袋路(幅員4m未満の行き止まりの道)に接している (2)幅員1.8m未満の道にのみ接している (3)建築基準法上の道路に接する部分が2m未満 (4)優先地区(柏野・翔鸞・仁和・正親・出水・六原の各学区)内の幅員2.7m未満の2項道路に接している (5)密集市街地又は細街路の防災性・住環境向上のための総合計画用地の一部。空き家であることは要件ではなく、老朽木造建築物一般が対象。
主な条件は次のとおりです。
- 交付申請書を提出し、交付決定通知書を受け取った後に工事(契約)を実施すること(着工前申請が必須)
- 対象は袋路・狭あい道路など特定の道路条件に接する建物に限られ、京都市内どこでも使えるわけではない
- 実績報告書提出時に工事中の写真の提出が必要
- 申請書の添付書類は要綱及び各様式に定めるとおり
京都市で自分の家が対象になるか確かめるには
京都市の補助は、古い耐震基準(昭和56年5月以前の着工など)の家を壊す場合を対象にしたタイプです。耐震診断で基準を満たさないと判定された家が対象、というのがよくある形です。
都市計画局まち再生・創造推進室(075-222-3503)に電話するなら、この2つを聞いておくと話が早いです。
- 京都市の制度に自分の家が当てはまりそうか(建物の状態・空き家になってからの期間・名義)と、事前の相談や現地調査が要るか
- 見積書は何社分・どんな形式が要るか、京都市で頼める業者に条件(市内の業者など)があるか、今年度の受付状況と締切
いくら戻りますか?(補助率と上限額)
補助率は1/2、上限額は60万円です。実際にいくら出るかは、解体費用の見積額で決まります。
対象になりそうだと分かったら、内訳付きの見積もりを何社か取っておくと、申請の準備と自己負担の計算がいっぺんに進みます。
たとえば解体費が120万円(木造30坪でよくある金額の範囲)なら、京都市の補助は約60万円、自己負担は約60万円です。実際の金額は、見積額と審査で決まります。
申請の順番と落とし穴
ここがいちばん大事です。京都市は着工前の申請が必須で、交付決定の通知が来る前に解体業者と契約すると、補助の対象外になります。
受付期間は予算がなくなり次第受付を終了(年度内)です。
京都市の解体補助金を使うときの流れ
だいたいの流れはこうです。細かい順番や書類は、京都市の要綱と担当課で確かめてください。
- 担当課に、自分の家が対象になるかを確かめる
- 京都市の対象になりそうだと分かったら、解体業者に見積もりを頼む
- 見積書などを付けて申請し、京都市から交付決定の通知が届いてから業者と契約・着工する(工事が終わったら実績を報告して、補助金を受け取る)
京都市の補助金が振り込まれるのは工事が終わった後なので、解体費用はいったん全額用意するつもりで計画しておいてください。
京都市の補助は最大60万円。着工前の申請が条件なので、見積もりを取らずに契約・着工してしまうと、この補助は受けられません。解体の見積もりは、同じ家でも業者によって10万〜30万円違うことがあります(LIFULL HOME’Sの解説より)。京都市の補助と解体費用の両方で損をしないよう、何社かの見積もりを並べて比べてみてください。
解体工事比較ナビ
こんな方に 解体を考えていて、頼む業者がまだ決まっていない方
できること 審査を通った解体業者を3〜4社紹介してもらい、見積もりを比べられます。断りの連絡は運営が代行します。
利用は無料。立ち会いなしの現地調査も可と案内されています。運営は株式会社サフタ(2026年9月27日確認)。見積もりの依頼は契約ではありません。
京都市は対象区域が絞られている
対象は、幅員4m未満の袋路や1.8m未満の狭い道路に接する、昭和56年6月1日時点で存在した木造建築物です。空き家であることは要件ではなく、住んでいる家でも対象になり得ます。逆に、条件に合う道に接していない一般的な住宅地の空き家は対象外です。
京都市には以前、解体費用そのものを補助する「空き家等の活用・流通補助金」もありました。令和8年度の案内では専門家派遣とおしかけ講座だけになり、該当ページも削除されています。
自分の家が当てはまるかどうか、着工前に確かめておいてください。
解体する前に確かめること
解体を決める前に、費用の総額と「壊さずにそのまま売れないか」の両方を見ておくのがおすすめです。
京都市の家を壊すか迷っているなら、費用の相場は空き家解体の費用相場、壊さずに売れるかどうかは空き家のまま売れるかどうかの判断にまとめています。
お墓の片づけ(改葬)のことは京都市の改葬許可申請にまとめています。
京都市で見積もりをどこに頼むか迷っているなら、解体見積もりの頼み方と比較ポイントも参考にしてください。
家の中に物が残っているなら、解体の前に片付けが要ります。京都市の補助で家財の処分費まで出るかは、担当課で確かめてください。
遺品整理110番
こんな方に 実家の家財を、家族だけでは片付けきれない方
できること 全国の加盟業者に、現地を見たうえでの見積もりを無料で頼めます。見積もりに納得できなければ断れます。
運営はシェアリングテクノロジー株式会社。
壊さずに京都市の家をそのまま売れるかも知りたい方は、買取の査定を先に取って、解体費用と比べてみる手もあります。
ラクウル(空き家の買取)
こんな方に 解体する前に、古い家のまま売れるかを知りたい方
できること 空き家・中古戸建ての買取を専門にする会社に、無料で査定を頼めます。築年数は問わないと案内されています。買取なので仲介手数料はかかりません。
全国対応。運営は株式会社ネクサスプロパティマネジメント。
本記事の数値・制度は下記出典に基づきます。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。
参考文献
よくある質問
京都市の空き家解体補助金はどんな家でも使えますか?
いいえ。幅員4m未満の袋路や1.8m未満の狭い道路など、特定の道路条件に接する木造建築物に限られます。市内なら必ず対象になるわけではなく、道路条件に当てはまらない住宅地の空き家は対象外です。
京都市には他に解体費用を補助する制度はありますか?
以前は「空き家等の活用・流通補助金」がありましたが、令和8年度の案内では専門家派遣とおしかけ講座だけになり、該当ページも削除されています。いま解体費用そのものを補助するのは、防災まちづくり推進事業(老朽木造建築物除却事業)だけです。


コメント